犬の寿命はどのくらい?長生きしてもらうには?

犬の寿命はどのくらい?長生きしてもらうには?

 

非常に悲しいことですが、もちろん犬にも寿命があります。

当たり前のことですが生命体には必ず寿命がありますよね。

ちなみに人間の寿命は生物の中でかなり長いほうです。

2018年に厚生労働省が発表した調査結果では、2017年の平均寿命は女性87.26歳、男性81.09歳だそうです。

医療の進歩やバランスの考えられた食事などで寿命は延びる一方です。

高齢化が社会問題にもなっていますが、少なからず長生きには賛否がありますね。

 

しかし、私は長生きに越したことはないと思っています。

もちろん犬にも少しでも長く生きて欲しいものです。

愛犬の死など想像もしたくありませんよね。

私自身、考えたこともありませんし、考えられません。

ここでは犬の寿命についてお話ししたいと思います。

すこしでも長生きしてもらう為の方法をまとめておきますので参考にしてください。

 

犬の寿命は?

犬の寿命は一般的に10~15年と言われています。

人間よりもかなり短いですよね。

しかし、犬の年齢と人間の年齢はイコールではないので仕方ないのです。

どういう事かはこちらをご覧ください。

残念ながら、人間よりも犬の老化は早いわけです。

 

もちろん、飼育環境などでも変わるかもしれませんし、個体差はあります。

犬に関する医療も進歩していっておりますので、今後はもっと長生きするかもしれませんね。

 

ちなみに犬の長生きギネス記録は、イギリスのラブラドールレトリバーで29年193日と認定されています。

平均寿命の倍という驚きの長生きですよね。

素晴らしいことだと思います。

 

日本でギネス認定されているのは、雑種で26年248日とされていいます。

世界一位ではありませんが、これも凄い年数です。

ここまでの大往生は夢のような話ですが、出来る限り長生きはしてもらいたいですよね。

 

寿命は小型犬が長い?

一般的には、大型犬より小型犬や中型犬の方が長生きすると言われてます。

あくまで傾向があるというだけの話ですが。

 

実際にギネス認定されている長寿犬のトップテンに大型犬はたくさんいます。

先述の通り、世界一はラブラドールレトリバーですしね。

大型犬よりも小型犬の方が人間の年齢に置きかえたときに若いのです。

例えば、同じ10歳の犬でも大型犬は人間の74歳、小型犬だと人間の56歳となります。

つまり言い方が悪いですが、10歳の段階で小型犬と違い、大型犬は死んでもおかしくない歳なのです。

大型犬は小型犬よりも老化が早いということです。

 

犬種によって寿命は違う?

大型犬より小型犬の方が長生きする傾向にあるというお話をしましたが、これは長生きしやすい犬種を見ればわかります。

以下が長寿傾向の犬種です。

  • 雑種(MIX犬)
  • パピヨン
  • チワワ
  • マルチーズ
  • ミニチュアダックスフンド
  • ヨークシャーテリア
  • トイプードル
  • シーズー
  • ポメラニアン
  • 柴犬

など。

何度も言っておりますが、あくまで平均寿命が長い傾向にあるとされている犬種であって個体差はあります。

 

上記のようにやはり長寿傾向にあるのは、小型犬~中型犬ですね。

その中でも雑種(MIX犬)は長生き傾向だと言われております。

これは、MIXされた複数の犬種の弱いところを補い合うからとされています。

通常、それぞれの犬種には個性があり、それに伴い様々な弱点もあったりしますが、

雑種(MIX犬)は良いところを多く残すとされている為、言わば雑種は良いとこ取りの最強犬なのです。

 

健康に長生きしてもらうには?

では、ゴールデンレトリバーなどの大型犬は長生きしないのか?

長生きさせてあげられないのか?

長生きしてもらう為の方法はないのか?

答えは簡単です。

もちろんあります。

以下を守ってください。

 

①散歩をしっかりする

犬がストレスを一番発散させられるのは散歩の時間です。

1日中、室内で過ごしていたり、綱に繋がれていて同じところにいたのでは犬はストレスが溜まってしまいます。

人間だって、部屋から一歩も出てはいけないと言われたらかなり辛いですよね。

というか無理ですよね。気が狂ってしまいます。

犬だってそれと同じです。

散歩をして外の景色を見せてあげる事や他の犬のニオイを嗅がせてあげる事はとても大事なことなのです。

 

天候などによってやむを得ず、外に行けない場合は仕方ありませんがそれ以外は出来る限り歩かせてあげましょう。

よく誤解されるのが、

  • 室内を自由にさせてあげてるから散歩はトイレだけ
  • フェンスなどがあり、庭を自由に走り回っているから散歩はトイレだけ

などと、散歩を非常に短時間で終わらせてしまう方がいるようです。

これは間違っていますので、気を付けましょう。

散歩は運動の意味合いだけではありません。

 

②食事を適量、適したものを与える

食事も長生きには欠かせません。

一日2回あげていれば良いというわけではありません。

よくホームセンターなどで、大容量なのに激安の餌ってありますよね。

正直、やめるべきです。

おすすめは出来ません。

なぜかというと保存料添加物が多すぎます。

世の中、安かろう悪かろうは当たり前です。

安くて良いものはなかなかありません。

大量生産により製造コストが下がる為、値段の割に良いものがあるのも事実です。

ですから餌を選ぶのは難しいわけです。

餌を選ぶのに困ったらこちらを参照して下さい。

 

また、餌選びで重要なのは個体に合っているかどうかです。

人気の犬種には犬種専用のドッグフードがあったりもしますし、パグなど肥満体質の犬種には低カロリーな物まであります。

犬の年齢に合わせたものもありますから、しっかり選択しましょう。

愛犬の為には、ちゃんと成分まで確認して購入する事が理想です。

難しければ、獣医さんに相談するのも良いでしょう。

動物病院には推奨しているドッグフードなどを置いている所も多いです。

体に良いものをあげていれば健康を維持することができ、結果長生きに繋がります。

 

まとめ

上記の①②を徹底するには愛情が必須です。

散歩をすること、餌を選ぶこと、これらには時間と労力が掛かります。

すべてはこの愛情なくして行うことは出来ないのです。

もちろん、愛情は長生きしてもらう為の最重要事項です。

パグなどのペットを飼うという事は最後まで愛情を注ぐ責任があります。

全力で愛を注ぎ、ギネスに長寿認定してもらいましょう。

愛犬が長生きできるかどうかは、我々飼い主に掛かっていますよ。

幸せで楽しい日々が一日でも長く続くよう、一生懸命愛しましょう。

 

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