トイプードルの値段と安く買う方法&里親になる時の注意点を紹介!
トイ・プードルは初心者でも飼いやすいと評判で、多頭飼いする方もいるほど魅力的な犬です。
そんなトイ・プードルを飼おうと思った時に気になるのが値段です。
トイ・プードルの値段と安く買う方法、そして0円で家族に迎えられる里親の注意点を紹介します。
トイプードルの平均的な値段
トイ・プードルの平均的な値段は30万円前後。
ペットショップではここにワクチン代や事務手続き代などが上乗せされ、ブリーダーでは輸送費や遺伝病の検査代などが上乗せされることがあります。
なお、次のような場合は50万、60万と値段が高くなることもありますよ。
<高値になる理由>
- 月齢が幼い
- 人気が高いブラウンやレッドといった毛色
- 血統書付き(親がチャンピオン犬など血筋がいい)
- 顔に特徴がある(かわいい、もしくは愛嬌がある顔)
トイ・プードルを購入する時の初期費用は大体40万円くらいを見ておいた方がいいでしょう。
ペットショップで安くトイプードルを買う方法
トイ・プードル自体が30万円以上し、他にも費用がかかると言われると尻込みしてしまいますよね。
月給1~2か月分が必要といわれると決断しにくいこともあります。
そんな時は次のようなチャンスを狙ってみてください。
仕入れ価格が安くなる時期を狙おう
野菜や魚の旬ではありませんが、犬も市場価格に変動があります。
大体6~ 9月は仕入れ値が下がる時期ですから販売価格も通常時より安くなることがあります。
また、多くのペットショップがゴールデンウィークに合わせて多くのペットを仕入れるため、6月くらいになると売れ残った子犬の値段を下げる傾向にあります。
近くのペットショップの値段を半年くらいチェックしてみてください。
6~9月(夏)は安く買うチャンスです。
成長した子や大きめの子は安くなる
ペットショップで「かわいい!」とお客さんの目を惹きつけるのが特別小さな子犬です。
生後2か月くらいの子が重宝される傾向にあります。
しかし生後2~3か月を過ぎてしまった子犬は敬遠されることがしばしば。
幼いほどよく売れるペットショップに大きな子犬をいつまでも置いてエサを与え続けることは望ましくないため、比較的簡単に値段が下げられます。
時には半額くらいまで値引きされることもありますので、少し大きくなっている子犬を狙うのもおすすめです。
成長した子犬は病気になりにくく購入後の突然死などのトラブルも避けられるのでメリットが大きいですよ。
極端に安い子は要注意
時々、極端に値引きされている子犬がいます。
酷い時には「1万円でお持ち帰り!」というケースもあります。
このように極端に安い子犬は、他店の売れ残り、見えない所に異常がある、怪我をしている、病気になりやすい、純血犬種として認められないスタンダードから外れた特徴がある、など。なにか問題があることがしばしば。
いわゆる「訳あり」と言われる子犬は、どんなトラブルがあっても冷静に対処できる犬を飼い慣れた人以外が購入するのはおすすめできません。
正直に話してくれる店員さんが居てアフターフォローがしっかりしているお店で購入するようにしましょう。
珍しい色のトイプードルが欲しいならブリーダー
トイ・プードルは人気が高い犬種なのでペットショップではいつでも見ることができます。
しかし、珍しい色のトイ・プードルが欲しい場合はブリーダーにかけあうのがお勧めです。
いいブリーダーの選び方
ブリーダーはその犬種のプロ!特徴も長所も短所もよく理解している人です。
ですから、飼いたい、という方の疑問に詳しく時には厳しく答えてくれます。
いいブリーダーは犬のことを第一に考えています。
犬に優しい環境の中で繁殖させて育てています。
見学を申し出た時に快く引き受けてくれて、子犬だけでなく母犬や兄弟犬も見せてくれるブリーダーは自信を持って繁殖している人です。
また、飼い方や注意点について詳しくアドバイスしてくれるのも特徴ですし、母犬から引き離すのに適切な時期や、ワクチンなどの病気対策も万全です。
このような信頼できるブリーダーを選び、アドバイスをもらいながら購入を検討するのがお勧めです。
購入費用を事前にしっかり確認しよう
ブリーダーはたくさんの子犬を育てているので、一度に多くの子犬を見て選べるメリットがあります。
希望する子犬ではなく「やっぱり兄弟の方を買いたい」というようなこともできるのが嬉しい点です。
しかし、直接ブリーダーの元へ購入希望者が出向いて手続きをしたり、子犬を自宅まで輸送する費用を負担したり、遺伝子検査や健康診断代などを負担しなければならないことがあります。
子犬の値段はペットショップより安かったのに総合すると高くなってしまった、ということもあるので必要な費用は事前にしっかり確認しましょう。
里親になる時の注意点
トイ・プードルをペットショップやブリーダーから購入すると数十万円のお金がかかりますが、里親なら0円か少しの出費で家族に迎えられます。
しかし、いくつか注意点がありますので紹介します。
里親になる条件を十分確認しよう
保護団体や自治体の動物収容センターには里親を募集している犬が居て、HPで応募ができたり譲渡会で引き取ったりできます。
しかし、多くの場合、里親になる人には次のような条件が科せられています。
- 飼い主になるための講習会を受ける
- 団体に寄付金を治める
- 定期的に成長の様子を写真などで団体に報告する
- 独り暮らしNG
- 飼い主の年齢制限あり
- 子供がいる家族不可
- 世帯収入の申告が必須
ここに紹介したのは極一部。
他にも多くの条件を設けていて、証明する書類などと共に誓約書を提出させる団体もあります。
希望しても里親になれない、もしくは、公開したくない条件があることもあります。
後でトラブルにならないよう、事前に里親になる条件をしっかり確認してください。
心に傷を負った子もいる
里親を探している犬の中には虐待を受けたり、劣悪な環境に居たり、病気や介護といった問題を抱えている犬がいます。
こうした犬は、引き取っても直ぐに飼い主に慣れなかったり、吠えたり徘徊したり粗相をするといった問題行動が見られることもよくあります。
うまく関係を築けなくて手放すことを考える里親もいますので、引き取る時はどこまで責任を負えるか充分考えるようにしてください。
どこで買う?トイプードルの購入先の向き不向き
トイ・プードルを家族に迎える手段は色々ありますが、自分がどこを選べば良いのか迷うこともありますよね。
トイ・プードルを買う時の購入先の向き、不向きを紹介しましょう。
まず「すぐに欲しい!」「ひと目惚れした!」という情熱的な方はペットショップが向いています。
費用が明確になっていますし、必要なグッズもその場で揃えられるので便利です。
一方、色や血統、見た目にこだわりがあるならブリーダーがお勧めです。
自分の理想のトイ・プードルに出会えるまでじっくり待つ、という方はブリーダーにかけあいましょう。
そして、トイ・プードルを飼い慣れていて家族に余裕があり、優しく寄り添って心を癒やして幸せな時間を作ってあげたい、という方は里親が向いています。
自分がどのタイプか考えて選ぶといいですよ。
まとめ
ベストなトイプードルをお迎え出来るように、しっかりと検討しましょう。
トイ・プードルを家族に迎える方法は色々あります。
こだわりや自分の考え方、家族の状況などをよく考えて購入先を選んでください。
数十万円のお金が必要になることもありますがトイ・プードルを家族に迎えるとお金では買えない貴重で幸せな時間を手に入れることができますよ。
コメントを残す