パグってどんな犬?パグの性格は?

パグの性格について

 

もちろん、どの犬種も性格や見た目は違いますが、パグという犬種ならではの性格もあります。

歴史も古く、品種改良によって生まれたパグですが、その見た目通りの性格とそうではない意外な性格があります。

固体差はあるものの、大まかな性格は共通なのでそのパグの性格についてまとめてみましたので紹介します。

性別での違いももちろんありますので、そちらは『パグのメスとオスの違いは?』で紹介しております。ご覧ください。

 

パグの性格

穏やか

パグは基本的に穏やかな性格です。

闘犬の血が混じっているとも言われますが、品種改良によって今のパグになり、その闘争本能は無くなりました。

 

外では無邪気に遊ぶパグですが、家では基本的におとなしい犬種です。

子供の頃はわんぱくで少し落ち着きが無く、そわそわしたり、他の犬に会うだけででキャンキャン吠えてしまう子もいますが、成犬になると比較的落ち着いてきて、おとなしくなります。

これはどの犬種にも共通しており、幼犬時は元気な過ぎるくらいが良いのです。

パグが穏やかになるのは2歳くらいからでしょう。

 

パグという犬種自体は攻撃的になることはほとんどありません。

『ウゥ~』と唸るような声で威嚇したりすることはなかなか無いと思います。

人や犬に噛みつくような事はあまりなく、そういった面では安心できる犬だと思います。

寝ることが好きというところからも穏やかな性格である事が読み取れますね。

 

飼い主への愛情が深い

パグは飼い主が大好きで、甘えん坊な一面もあります。

かまってほしくて、後ろをついてきたり足にすりすりしてきたりして、甘えたりします。

ソファーに座っているとその横にきて丸くなって寝ていたりします。飼い主のそばにいたいのでしょう。

怒ってしつけるのではなく、褒めてしつけることで伸びます。

叩いたりしては愛情深いパグにはマイナス効果です。

嫌われていると勘違いしてしまうと、性格が乱暴になってしまう可能性があります。

パグは愛し、愛されたい犬種なのです。

 

愛嬌がある

そもそも”愛嬌”とは、見ることで笑いを覚えさせられる感じの事を指します。

まさにパグはそれに当てはまると言えます。

愛嬌こそがパグの一番の魅力なのですから。

チャームポイントである、クシャっと潰れたしわしわの顔やぽっちゃりな体形、クルッと巻いている尻尾など、見るだけでも思わず笑ってしまいます。

このルックスが生み出すしぐさは愛嬌以外の何ものでもありません。

全犬種の中で愛嬌ランキングがあったらパグが一位を争うのではないかと思っています。

いや、私は一位だと思っています。笑

 

社交的

パグは、人懐っこくて、社交的な犬です。

人見知りもあまりなく、知らない人とも、知らない犬とも仲良くしようとします。

散歩をしていて、他の犬と遭遇してしまった際に威嚇するのではなく、恐る恐る近づいて行って興味を示します。

ドッグ・ランへ行けば、飼い主さんだけでなく、知らない犬にも「あそぼ、あそぼ」と近づいて行きます。

飼い主以外にも人間の事が好きなので、自分から寄って行って”かまってアピール”をしがちです。

なので、番犬にはあまり向いていないですね。

万が一、泥棒が来ても最初に多少吠えるだけで、しばらくしたら泥棒にすら甘えてしまうかもしれません。

ダメなところですが、パグらしい感じがして欠点とは言いづらいですね。

 

頑固

パグは愛らしい見た目とは裏腹に、プライドが高く、自分の意志を通そうとします。

餌があまり好きな味じゃないと、極限まで食べずに耐えてアピールしたりします。

餌は健康にも関わりますので、わがままを聞き過ぎてもいけませんが、無視もよくありません。

よく観察をしながら、餌の種類や量などには気を付けましょう。

 

パグが多頭飼いの輪に入ると、おもちゃを絶対離さなかったり、他の犬とおやつを取り合ったりします。

見た目通りの穏やかな性格ではあるものの、時と場合によっては強気な姿勢を誇示したりします。

パグに限った話ではありませんが、幼犬時のしつけが甘いと、極度なわがまま・頑固の原因となります。

 

素直

パグは、基本的に飼い主の言う事を素直に聞きます。

理由としては、先述の通り、飼い主の事が大好きだからです。

そして怒るのではなく、褒めてあげましょう。

飼い主のいうことにしっかり耳を傾け、簡単なしつけならすぐにマスターしてくれるでしょう。

ですから、しつけをしやすい犬種と言えるでしょう。

 

賢い

パグは、小さい頃からしっかりしつけをしていれば、賢く、利口に育ちます。

パグはその顔立ちから、頭が悪そうと思わることも多く、利口な犬としてはまず名前が挙がりません。

賢い犬の代名詞といえば、盲導犬で有名なラブラドールレトリバーや警察犬で有名なジャーマンシェパードなどでしょう。

しかし実際のパグは意外に賢いところもあり、餌を見せないとお手などをしなかったりします。

あくまで個体差はありますが、バカそうに見えてバカではない犬なのです。

 

遊び好き

あまり運動が得意ではなさそう。動きが遅そう。と、運動に関しては苦手イメージが強いパグですが、実はかなり遊び好きです。

運動が苦手なのは、体形などからしても否定できませんし事実だと思います。

つまり、運動などの遊びは大好きだけど不得意ではあるということです。

パグ自身は運動が大好きで、走り回りたいのですが、呼吸器系のトラブル暑さのトラブルなどで充実しづらいのが現状です。

 

パグは小さい頃はわんぱくで遊び好きですが、大人になるにつれて、遊び好きから、穏やかでおとなしくなっていきます。

また、小さい頃はたくさん運動していても、大きくなるにつれてだんだん動きがにぶくなって、すぐに疲れるようになってきてしまいます。

実際、我が家の黒パグも1歳頃まではものすごく走っていましたが、だんだんのんびり屋さんになってきました。

ただし、遊ばせることでストレスを発散したり出来ますし、肥満解消にも繋がりますから、パグの場合、短時間を複数回遊ばせることが適してるかもしれませんね。

 

まとめ

パグという犬の性格は分かってもらえたでしょうか?

パグは飼い主思いで、無邪気な甘えん坊です。

そして、穏やかであまり攻撃的ではないので飼いやすく、賢い犬種とも言えます。

小さい子がいる家庭でも、お年寄りが飼うにしても飼いやすいです。

性格はそれぞれ違いますが、個性を認め、可愛がってあげる事は、どの犬種にもどの生き物にも必要なことですね。

 

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です