パグに飲ませても良い飲み物、危険な飲み物知っていますか?
パグには水分補給が欠かせません。
食欲旺盛なパグはドライフードでもウエットフードでも一瞬にして食べてしまいます。
パグにご飯をあげて数秒で食べつくしてしまう姿を飼い主さんならいつも見ているのではないでしょうか?
それに食後にはいつも大量に水を飲んでいる姿も見ているのではないいでしょうか。
この水分補給ですが、パグに良かれと思って飲ませていた飲み物がもしかしたら危険な飲み物かもしれません。
人間の飲み物とパグの飲み物では当然違いがありますので、飲ませていいもの飲ませて悪いものを飼い主さんはしっかり把握しておきたいですね。
パグに飲ませては危険なのみもの
パグにいつも飲ませているのはたいてい水道水ですよね。
しかし水道水には消毒液などが含まれていて身体によくないのではないだろうか?と気になる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
人間が購入して飲む水にミネラルウォーターがありますね。
飼い主さんは「ミネラルウォーターの方生水を飲むよりはるかにきれいな水だし、ワンコにも飲ませてあげよう」と考えるかもしれません。
しかし、パグにとってミネラルウォーターは必要ありません。
むしろ飲ませることで体調を悪化させてしまうリスクも高くなります。
理由としては、ミネラルウォーターに含まれているマグネシウムをワンコは消化できないことにあります
むしろマグネシウムを与えてしまうことで下痢や尿路結石になる原因にもなってしまいます。
ですから、パグに与える水は水道水が最も適しているといえます。
井戸水や湧き水も、雑菌が多く含まれている場合がありますので避けておきましょう。
どうしてもきれいなお水をあげたいのであれば、ワンコ専用の水が売られていますのでチェックしてみてください。
その他、パグが飲んではいけない飲み物をあげてみましょう。
アルコール
アルコールは当然のことですが、パグの体内にはアルコールを分解することはできません。
ふざけて飲ませるなど、命の危険を招く恐れもありますので絶対にやめておきましょう。
パグにとってはほんの少量摂取させただけでも、お酒を飲んだことがない人が、大量のアルコールを摂取し急性アルコール状態になるのと同じ状態になります。
好奇心旺盛のパグですから、パグの届くところにアルコールを置かないようにも気をつけましょう。
カフェイン入りの飲料(コーヒー、紅茶など)
次にカフェイン入りの飲料、コーヒーや紅茶などもパグに飲ませてはいけない飲み物です。
飼い主にとってはおいしい飲み物でも、パグに与えることでカフェイン中毒を起こし下痢や嘔吐、最悪の場合痙攣をおこし危険な状態になります。
わざわざパグにカフェイン入りの飲み物を飲ませることはないと思いますが、こぼれたカフェインの飲み物を口にしてしまう可能性もありますので注意しましょう。
牛乳
牛乳は、食欲が落ちているパグについ与えたくなる飼い主さんもいるかもしれません。
しかし人間用の牛乳はパグにとっては刺激が強すぎます。
牛乳に含まれている成分はパグには消化できません。
下痢を起こす可能性もあるので、パグに牛乳を与える場合にはワンコ専用の牛乳をあげましょう。
ココア
ココアには、チョコレートと同じくカフェインが含まれています。
チョコレートと同様カカオを摂取してしまうことで中毒を起こし、最悪死にいたります。
絶対に与えないようにしましょう。
ジュース
ジュースは甘くてパグも好みそうです。
しかし大量の糖分を与えると肥満の原因を作ることになります。
またパグにとって砂糖などの糖分は必要ありません。
いちどおいしい味をおぼえさせてしまうと、次々と欲しがる場合もありますので口にさせないようにしましょう。
味噌汁やスープ
味噌汁やスープは、塩分が気になるところです。
食欲がない時フードを柔らかくするために、味噌汁やスープを利用するのといいように考えてしまうかもしれません。
しかし味噌汁はさけましょう。
スープの場合は、お肉のゆで汁などであれば問題ありません。
パグに調味料は必要ありませんので、パグが飲めるスープは味付けされていないゆで汁だけと考えましょう。
人間の飲み物はパグにとっては危険な飲み物
飼い主さんの愛情から「人間にとっておいしいものをパグにも味合わせてあげたい。少しでもいい物を与えたい」そう考える気持ちもわかりますが、人間とパグでは味覚も消化できる身体の構造も違います。
その愛情は、パグにとっては必要のない愛情であることは知っておきたいところですね。
「これは飲ませていいのかな?」と迷うのであれば、避けておく方が安心です。
パグにとって水は命をつなぐ大切なもの
パグは水をよく飲みます。
ですから、いつも新しい水が飲めるような環境にしてあげることを考えていきたいですね。
特に夏の暑い時には、パグはすぐに熱中症をおこしてしまいます。
気づいたら水が無かったなんていうことが絶対に無いようにしましょう。
日中家を留守にしがちな場合などは、環境にも注意しましょう。
飲み水を容器に入れている場合、留守中にパグがお皿をひっくり返してしまう危険性があります。
家を出る時には新しい水を入れていったはずが、帰宅した時にはこぼれて空っぽになっていた。という状況は危険です。
万が一外出中でも、トラブルが起こらないような環境に気を配ってあげましょう。
まとめ
パグは、水をよく飲む犬種です。
しかも飲む量も多く、一気飲みをしてしまう子もいます。
時折むせ込む場合がありますので、むせ込んだ場合には背中をさすってあげるとおさまりますよ。
パグのような短頭種は、顔の構造上、水を飲む際に鼻に入ってしまうことがよくありますが、自分でなんとか出来ますので見守ってあげましょう。
食べる勢いも早いですが、飲む勢いが強いのもパグの特徴ですね。
飲み水の有無は生死にかかわりますので、半日に1回は水の残量を確認し、定期的に補充してあげましょう。
そして水以外は基本的あげないようにし、あげる際は必ずペット(犬)用にして下さい。
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