パグは飼いやすい?パグを飼育するときの注意点とは

パグは飼いやすい?パグを飼育するときの注意点とは

「パグを飼ってみたいな」「でもパグって飼いやすい犬種なのだろうか?」そんな疑問についてお伝えしていきます。

結論からいって、パグは飼いやすい犬種とは言えません。

いきなり否定から入るようで申し訳ないのですが、パグは気をつけなければいけないことが他のワンコに比べると多い犬種です。

犬を飼うという事に関して、メリットはたくさんあります。

しかし、あえてこのような記事を書き、デメリットを知ってもらうことも大切なことです。

飼ってから嫌になって飼育を投げ出すということは出来ません。

デメリットというと言葉が悪いですが、苦労する点・注意点をお話ししていきたいと思います。

是非、飼うか悩んでいる際の参考にしてください。

 

パグ気温の変化に弱い

パグは外気温だけでなく、室内の気温にも注意する必要があるのが特徴です。

ただ気温の変化に注意が必要なのはパグに限ったわけではなく、短頭犬であれば夏の暑さには厳重な注意が必要になってきます。

犬は鼻から息を吸い込み、体温調節をしています。

しかしパグのような短頭犬は、鼻から息を吸ってもうまく吐き出すことができません。

これが何を意味するのかというと、暑さ寒さの調節がとても苦手ということです。

暑い夏は、外の散歩はもちろんのこと室内の気温にも気を配ってあげないとすぐに熱中症にかかり体調を崩してしまいます。

夏の散歩の後は、息が上がりなかなかおさまりません。

犬が「ハァハァ」と舌を出して口呼吸している姿を見かけたことはあるでしょうか。

犬が「ハァハァ」と息を荒くするのには、鼻から吸った息を口から吐き出し体内の温度を下げる意味があるわけです。

ただパグの場合は、まるで騒音のように「ガァガァ」とものすごい声で口呼吸をします。

初めて聞いた人なら「大丈夫なのかしら?」と心配になるほどの音が鳴り響きますよ。

また極端に寒がりなので、冬でも室内の気温調節は大切になってきます。

ですから飼い主が仕事などで日中留守番をさせておく場合でも、室内を一定の温度に保ってあげる必要があるので人が留守の間でもエアコンはフル回転にしておくことになります。

普通は留守の間にエアコンを使用することは考えられないのですが、パグを飼うのであれば必須条件になります。

もちろん神経質になりすぎる必要はありませんが、他の犬種と違い非常に気候の変化に弱い犬種ですので「これくらい大丈夫だろう」と思っていても体調を崩しやすいです。

簡単に言えば「パグを飼うと電気代がかかる」という結論になりますね。

 

パグは皮膚が弱い

パグは皮膚が弱い子が多く、皮膚トラブルがおきやすくなります。

そのたび獣医さんにかからなければならなくなると、当然医療費がかかります。

アレルギーをもっていることもあるので、こまめにシャンプーをしてあげないといけない子もいます。

パグを飼っていると「獣医さんにかかる頻度も高くなる」と言われている犬種ですね。

しかしこれはその子の体質にもより、必ずアレルギーをもっているわけでもないのですが相対的に皮膚が弱い子が多い。という結論になります。

パグは目の病気やケガが多い

パグの特徴は、大きな目です。この大きな目が散歩中に草むらに入ることでケガをする頻度が多くなります。

目が大きく飛び出しているので、草で目を傷付けてしまうことやごみが入ることがあります。

目を傷めてしまったのでは、自然に治ることはありませんので早めに獣医さんに診てもらう必要がでてきます。

 

パグを飼うとお金がかかる?

とても穏やかでマイペース、ユーモアもありワンコの性格だけみればとても飼いやすい犬種です。

昼間はほとんど寝ていますので、数時間のお留守番なら問題ありません。

ただなんといっても、環境を整えてあげる必要があることや獣医さんにかかる頻度が高くなる犬種にはなります。

それだけで飼いにくいワンコとはいいがたいかもしれませんが、特に夏場には気を付けてあげないと熱中症をおこして最悪死に至るケースも少なくありません。

パグを飼うのであれば他のワンコに比べて、夏場の室温や散歩の時間には特に気を配る必要がでてきます。

 

ひとり暮らしの場合は不向き?

パグはひとり暮らしの飼い主さんが飼育するには適さない犬種とも言えます。

室内の気温にも気を配る必要があるので、電気代がかかるのも負担が大きくなるでしょう。

また日中は寝てすごしていること多いのですが、食欲が旺盛なので食事の時間になるとそわそわとし始めますし食べ物を探してごみ箱あさりなどもします。

ひらい食いも多いので、誤って食べてはいけないものを口にすることも多いです。

空腹のため「まさか」と思うような行動を起こし、いたずらをすることもあります。

そのため、単身生活で日中長時間留守にする生活であればパグを飼育するには少し負担が大きいかもしれません。

 

パグは小さい子供にもフレンドリー

パグを飼育する際のデメリットをお伝えしてきましたが、もちろん良いところもたくさんあります。

その1つとして、パグはとてもフレンドリーなワンコです。

子供に対しても吠えることや噛みつくことはありません。

一緒に遊ぶには少し物足りなさもありますが(ほとんど寝ているので)子供が小さいからと犬を飼うことを思案しているのであれば、パグは飼いやすい犬種と言えます。

 

まとめ

パグは飼いやすい犬種か?といえば、決して飼いやすいとは言えません。

しかし飼育上に問題があるわけではなく、飼育するうえでお金がかかりやすい犬種ですがそこをクリアーできるのであれば飼いやすい犬種になります。

要求吠えをする子もいますが、鳴き声は低めの声です。

常に泣き続けることはほとんどありませんので、ご近所迷惑を気にしている人でもパグの鳴き声なら神経質にならなくても大丈夫です。

パグを飼いたいけど迷っているなら、参考にしてみてください。

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