中型犬のフードの選び方とおすすめ!3選
多くの家庭で家族として暮らしている犬たち。
小型犬を飼っている方が非常に多いですが、中型犬もまだまだ人気!
そんな中型犬のドッグフードにはどのようなものが良いのか迷ってしまうことはありませんか。
愛犬家を悩ませるかのごとく、多くのドッグフードが発売されています。
そこで愛犬の大きさや年齢、フードの価格など様々な観点から中型犬のドッグフードの選び方とおすすめしたいフード3選をご紹介します!
中犬に適したフードの選び方
そもそもどれくらいのサイズが中型犬と呼ばれるのでしょうか。
はっきりした区分はありませんが、およそ10kg前後から中型犬と呼ばれます。
中型犬は特にその基準が曖昧ではないでしょうか。
例えば柴犬を思い浮かべてみてください。
標準サイズの子であれば中型犬と言われることが多いですが、人気の豆芝などは小ぶりで小型犬とも言えるかもしれません。
それゆえにフード選びに迷うこともあるのでしょう。
まずは愛犬の体重をしっかりと把握しておくことが重要です。
粒の大きさ
中型犬が好む粒の大きさには個体差があります。
小型犬用のものだと小さすぎて食べにくいという子もいれば、小さい粒を好んで食べる子もいます。
噛む力を鍛えたり、歯石が付くのを抑えることを考えれば、ある程度噛んで食べるくらいの粒のものが良いでしょう。
愛犬が食べている様子をしっかりみてあげて、どれくらいの粒のサイズが適しているか判断してあげてくださいね。
フードのタイプ
ドッグフードには硬い「ドライタイプ」のものと水分を多く含んだ「ウェットタイプ」のものとがあります。
また、その中間に位置する半生タイプのものもあるでしょう。
それぞれのメリット・デメリット・特徴についてご紹介します。
ドライフード | 半生フード | ウェットフード | |
硬さ | 硬い | 中間 | 柔らかい |
水分量 | 10%以下 | 20~35%程度 | 75%程度 |
開封後の保存期間の長さ | 長い | ドライよりは短い | 2~3日 |
嗜好性 | △ | 〇 | ◎ |
歯石のつきにくさ | ◎ | △ | × |
コスパの良さ | ◎ | 〇 | △ |
中型犬は小型犬に比べると食べる量はずいぶんと増えます。
毎日の食費を考えれば、できればドライフードを食べてもらいたいですね。
中型犬のフードを選ぶポイント
中型犬は活発で運動量の多い犬種が多いものです。
しっかりと運動するには筋肉量と、適正な体重であることが重要となります。
次の2点に気を付けてフードを選んであげましょう。
タンパク質が豊富かどうか
犬にとって最も重要な栄養素とも言えるものがタンパク質です。
しっかりとした筋肉をつけるにはタンパク質は欠かせません。
植物性のタンパク質もありますが、すすんで取り入れたいのが動物性タンパク質。
犬の元々の祖先はオオカミだということは多くの方が知っているかと思います。
そのため本来犬は肉食なのです。
また、犬は腸が短く消化吸収が得意ではないので、消化吸収に優れた良質なタンパク質を摂取することが望ましいです。
良質なタンパク質、すなわちそれは肉。
原材料名は入っている量が多い順番に記載されています。
安価なものは穀物を多く使用し、肉のエキスやパウダーで味付けしているものが多いもの。
愛犬のフードを選ぶときには、上位に動物性タンパク質が記載されているものを選ぶと良いでしょう。
抵抗力と免疫力のサポートができるかどうか
中型犬は多くの運動量が必要です。
小型犬に比べると散歩の時間も長いことでしょう。
いつまでも元気に運動するためには老化の進行を抑えることに配慮することも重要です。
特に高齢になってきたときに取り入れたいのが、抵抗力や免疫力をアップさせてくれる物質。
- ビタミンC、ビタミンAといった老化を防ぐのに役立つ抗酸化物質
- EPA/DHAなどの関節や皮膚の炎症を抑える抗炎症作用を持った物質
これらを含んだものを与えてあげましょう。
中型犬で人気の柴犬は皮膚トラブルを起こしやすい犬種なのでEPA/DHAなどを含んだ食事がおすすめです。
高齢になってくると消費エネルギーが減るので、子犬や成犬時と比べるとカロリーを抑えてあげる必要も出てきます。
ただし、単純にカロリーだけを減らしたフードでは栄養不足に陥ってしまうので、しっかりとした栄養素が含まれているかチェックしてあげてくださいね。
中型犬におすすめのフード3選
ここまでご紹介してきたフードを選ぶポイントを考慮して、中型犬におすすめしたフードを3つご紹介します。
「アカナ ワイルドプレイリードッグ」
2kg 参考価格 6,264円(税込)
カナダの自社工場で生産しているため無冷凍・保存料不使用の新鮮なままの鶏と七面鳥をメインに使用。
穀物は不使用で、原材料のうち70%を動物性タンパク質である肉が占めています。
必要な炭水化物は野菜やフルーツから補うといった方法で徹底的に穀物を排除したグレインフリーですので小麦などの穀物アレルギーを持つ犬にも安心して与えることができます。
「ファーストチョイス ドッグフード 成犬 1歳以上 中粒 チキン」
2.7kg 参考価格 1,148円(税込)
圧倒的コスパの割に品質が良く、おすすめしたいフードがこちら。
保存料・着色料は不使用で安全。
また、安価なフードは穀物が多くを占めていることが多いですが、こちらのフードは良質なタンパク質であるチキンをふんだんに使用しています。
EPA/DHAを含み、L-カルニチンも配合されているので運動の多い中型犬にピッタリです。
「キア オラ グラスフェッド ビーフ」
2.7kg 参考価格 6,102円(税込)
ニュージーランドの大自然で牧草を食べて飼育された、グラスフェッドビーフをふんだんに使用したドッグフード。
主原料となる肉にはグラスフェッドビーフとサーモンのみが使用され、穀物は不使用。
そのためアレルギーにも配慮されたフードとなっています。
DHA/EPAを豊富に含んでいるので免疫力を上げる手助けや、皮膚・被毛の健康のサポート効果も期待できます。
まとめ
中型犬は小型犬よりも運動量が必要です。
栄養素やカロリーには気を使ってあげたいもの。
愛犬は家族同然の大切な存在です。
いつまでも元気に自分の足で歩いてもらいたいですよね。
なるべく質の良いフードを与えてあげて病院いらずな健康な体作りを目指してあげてください。
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