犬に多い病気は?気が付きにくい病気に注意!

犬に多い病気は?気が付きにくい病気に注意!

愛犬にはいつまでも元気でいてもらいたいものですが、長く暮らしていくうえで避けて通ることのできない病気。

飼い主さんにとっては犬に多い病気にはどんなものがあるのか気がかりではないでしょうか。

そこで、犬に多い病気と、気が付きにくく注意が必要な病気についてご紹介します。

参考にしてもらって、愛犬の健康維持に気を配ってあげてくださいね。

 

犬に多い病気は?上位3つを紹介!

犬に多い病気にはどのようなものがあるかご存知ですか?

各ペット保険会社による保険請求数の多い病気を見ても必ずと言っていいほど上位3位に上がってくる、かかることの多い病気があります。

きっと犬を飼った方なら生涯で一度は次のいずれかの病気で動物病院のお世話になるのではないでしょうか。

そこで犬種を問わず、犬に多い病気3つをご紹介します。

 

外耳炎

耳は内耳・中耳・外耳から構成されていて、その一番外側、外耳道に炎症を起こす病気のことを外耳炎といいます。

通常であれば、耳には正常な数の細菌や真菌がいて、自ずとコントロールしたり、免疫が菌を抑えたりして、健康な状態が保たれています。

それがなんらかの原因により、赤くなったり、痒みを引き起こしたり、腫れたりしてしまうのです。

炎症の原因は、寄生虫によるもの、真菌の異常繁殖、アレルギーによるものなど様々。

中には、良かれと思って行った耳掃除によって傷をつけてしまい外耳炎になってしまうケースもあります。

愛犬がしきりに耳を痒がったり、耳から異臭がする場合には外耳炎を起こしている可能性があります。

過去記事のこちらにも外耳炎について詳しく書いてあります。

 

皮膚炎

皮膚炎も犬に非常に多い病気です。

皮膚のバリア機能が低下することが原因で起こる病気です。

また、アレルギーや内分泌疾患など基礎となる疾患から、二次的に皮膚炎を起こすこともあります。

皮膚炎の原因には、

  • アトピー
  • アレルギー
  • 寄生虫
  • 真菌の増殖

など、外耳炎と同様に数多くあり目で見て特定することは難しいものです。

愛犬が体をしきりに痒がる、脱毛・赤み・かさぶたなどが見られた場合には、皮膚病を発症している可能性があります。

皮膚病には完治が難しいものや、治療に時間がかかるものが多いです。

治療を早く開始してあげたり、根気強く続けることが重要です。

過去記事のこちらにも皮膚病について詳しく書いてあります。

 

下痢・嘔吐などの消化器系疾患

下痢や嘔吐などの消化器系トラブルも犬には多い病気。

犬はフードを変えたりストレスがかかったりと、ささいなことで下痢や嘔吐を起こす繊細な生き物です。

特に子犬のころは環境の変化などで下痢をしやすい子も多いでしょう。

また季節の変わり目にも比較的多く起こる病気です。

これらのことが原因の消化器トラブルは比較的軽度で、自然と治まることもあります。

ただし、下痢と嘔吐を同時に激しく起こしている場合は膵炎という内臓の病気も疑われますし、胃腸になんらかのトラブルがあって症状が出ている場合もあります。

続くようであれば早めに動物病院を受診してあげましょう。

 

気づきにくい犬の病気に注意!

犬には、比較的起こりやすい病気であるにも関わらず、なかなか気が付きにくいものもあります。

目に見えず、進行しなければ症状が出ないので、飼い主さんが気づいていないうちに発症してしまっていることがある病気があるのです。

特に高齢になってくると、このような病気のリスクは高まってきますので、愛犬がシニア期に入ってきたら元気そうであっても1年に1回程度健康診断を受けることをおすすめします。

高齢期に多く見られる気づきにくい病気を3つご紹介します。

 

心臓病

特にチワワやマルチーズといった小型犬に多いのが、心臓病の中でも僧帽弁閉鎖不全症と呼ばれるもの。

これは心臓の中の心室と心房を分けている弁の動きが悪くなり閉じにくくなることで血液が逆流してしまう病気です。

そのため全身へ送られるはずの血液量が減り、左心房は拡張します。

次第に心臓機能が低下するため息切れや呼吸困難、咳などの症状が現れます。

 

腎臓病

高齢犬では犬種を問わず起こりやすいのが腎臓病です。

腎臓の機能が年齢と共に低下し、本来行うはずの腎臓でのろ過や栄養の再吸収がうまくできなくなってしまいます。

腎臓はとても頑張り屋さんです。

沈黙の臓器と呼ばれ、かなり進行するまで症状が現れません。

また腎臓は2つあるので1つが弱るともう一方がさらに頑張ります。

結果両方の腎臓が悪くなってしまうこともあります。

飲水量が増え、薄い尿をよくするようになると症状としては第一段階。

ですが、それでも症状が現れたときには、残っている腎臓機能は25%以下とも言われています。

さらに悪化してくると食欲不振、嘔吐などが現れ、機能している腎臓はさらに減っていることに。

腎臓は一度悪くなると元には戻りません。

腎臓病は完治することはなく、診断されてからはいかに進行を遅らせるかということになります。

腎臓病の早期発見は非常に難しいですが、特にまだ第一段階とも言える飲水量の増加や尿の増加が見られた場合には、軽く考えずよく気にかけてあげてくださいね。

 

歯周病

愛犬の歯磨きはこまめにしていますか?

人は毎日歯を磨きますが、愛犬の歯を毎日磨いてあげているという方はおそらくほとんどいないのではないでしょうか。

犬も人と同じように歯石が溜まり歯周病を起こします。

歯磨きをしている人間ですらなる病気ですから、歯磨きの習慣のない多くの犬はこの歯周病を患っているのです。

なんと3歳以上の犬の約8割が歯周病を発症しているそうです。

歯周病が進行すると、歯がグラグラしてきて硬いものが食べられなくなったり、痛いので噛むことを嫌がったりするようになります。

進行すると、目の下や頬が腫れてきます。

さらに放置をすると、膿が頬の皮膚を突き破って出てくるといったこともあります。

たかが歯だと考え放置しておくと、菌が血液中に入り込み全身に影響を及ぼしたり、あごの骨が解けてしまったりと恐ろしい状態にまで進行してしまうことも。

あまり愛犬の口の中を覗く習慣はなく気づきにくい病気でもありますが、口臭がしてきたり歯の付け根が赤く腫れてきたりしているのであれば危険信号です。

原因となる歯石を取り除く処置は全身麻酔をかけて行うことになります。

犬は人のようにおとなしく口を開けてじっとしていてくれませんからね。

そうなる前に、なるべく子犬のうちから歯磨きの習慣をつけておくことが大切です。

犬の歯磨きに関してはこちらを参照して下さい。

 

まとめ

犬に多い病気と、気が付きにくい病気をそれぞれ3つずつご紹介しました。

生きていくうえでなんらかの病気にかかってしまうことは、人も犬も同じでなかなか避けられないものですよね。

ですが飼い主さんなら愛犬にはなるべく元気で長生きしてほしいと思うのは当然のことでしょう。

犬はわたしたちのように自ら病院に行くことも、どこが痛いと訴えることもできません。

なるべく早く気づいてあげることが、治療への近道です。

ささいな愛犬の変化を見逃さず、しっかりと気にかけてあげて、より長く愛犬との楽しい時間を過ごしてくださいね。

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