おすすめのペット用水栓は?実際に設置、使ってみました!【LIXIL:LF-932SHK】
散歩から帰ってきたワンちゃんの足を洗ったりするときに便利な水栓があるのを知っていますか?
特に室内犬には必須なことですが、冬などの寒い日に冷たい水で洗うのは、手が冷たくて辛いですよね。
そして、なによりワンちゃんが可哀想です。
風邪などを引いてしまう可能性まででてきます。
こんな時に便利なペット用水栓をご紹介しましょう。
是非、参考にしてみて下さい。
ペット用水栓と言えばこれ!
LIXILが販売しているペット用水栓柱になります。
実売価格は4万円前後になります。
※2019年3月現在。価格は保証されるものではありません。
LF-932SHK
シリーズ名: シリーズ外
品名: シングルレバー混合水栓柱(湯側開度規制付)
LIXILとは・・・トステム・INAX・新日軽・サンウエーブ・TOEX(旧 東洋エクステリア)という住まいのトップブランドがひとつになって生まれた株式会社LIXIL
主な特徴
- 温水が出せる(水道工事が必要になる場合があります)
- シャワーが付いている
- シャワーとは別で吐水口が付いている
- 小物掛けがある
実際に設置・使用してみた感想
LIXILが販売するペット用水栓柱【LF-932SHK】を実際に設置し、使用したので感想などを含めて解説していきたいと思います。
設置した完成写真はこちら↓
見た目
水温
〇間違って熱過ぎるお湯が出ないように、水とお湯の混合の比率がお湯の方が少なくなっています。
実際に確認してみました↓
確かに、お湯側にはレバーがあまり回らないようになっていますね。
これは、安心の機能です。
〇根本的な水温の調整は側面にある流量調節栓で可能です。
マイナスドライバーなどで回せます。↓
使用前に必ずチェックをし、熱過ぎるお湯が出ないようにチェックしましょう。
レバーをお湯側に全開にし、お湯を出したまま流量調節栓を回して水温の調整をしましょう。
水温計などがあれば良いですが、ご自分の手で直接確認するだけでも大丈夫です。
人間にとっては「少しぬるいかな」というくらいがワンちゃんにはちょうど良い温度です。
厳密には、ワンちゃんにとっての適温は35(夏場)~38℃(冬場)くらいです。
✖シャワーと別の吐水口は水しか出ません。ここはお湯との混合ではなく水しか出ないので誤解しないようにしましょう。(水量・水圧は十分です)
水量・水圧
〇ペット用という用途を考えれば丁度良いです。
✖水を使用する際、水側に全開に回すとお湯の分の水量がカットされる為、極端に水量・水圧が低くなります。
水だけだと使用できないレベルなのが残念ですね。
その他・装備
〇シャワーとは別で装備されている吐水口の向きが変わるのは良いですね。
①小型犬を洗う際などは上に向けておけば、目などをケガすることもありません。
②ペットとは関係なくバケツに水を汲んだり、ホースをつないで使用する際にも役立ちます。
〇吐水口のハンドルが掴みやすい形状になっていて回しやすいです。
△小物掛けは使い道があまりないです。無いよりはあった方が良いというレベルでこれはオプションパーツでいいのでは?!
高さ
設置・施工
新築着工前
新築完成後・既築
リフォーム会社または水道設備会社に相談しましょう。
新築着工時と比べると、割高になってしまいます。
これは地面を掘り起こすことから始まり、新築着工時と比べて圧倒的に手間が多いからです。
見積もりを数社で取ったうえで、施工内容をきちんと確認し比較しましょう。
注意点
お湯なので安心していましたが、真冬の早朝などは凍結していて使用できないことが多々あります。
早朝の散歩には役立たないかもしれません。
また、冬季はメーカーHPに記載されている水抜きをしっかりと行い、破損しないようにしましょう。
凍結による破損は保証の対象外になってしまいます。つまり、有料ということです。
オプション
ペット用水栓柱【LF-932SHK】に最適な専用オプションをご紹介します。
【A-5338 ペット用水栓柱用 専用防水パン】
定価 19800円
水じまいが良く、排水の処理が簡単に出来ます。
ヘアキャッチャーを標準で装備し、抜け毛やゴミなどが排水管に詰まるのを軽減します。
【A-5339 ペット用水栓柱用 すのこ 】
定価 7700円
専用防水パンにぴったりおさまります。
専用防水パンからすのこを出せば、水場を広く使えます。
ペットの足場や洗い物の水切り、仮置きなど、多彩な用途に利用できます。
まとめ
ペット用水栓柱本体、防水パン、すのこを揃えるとそれだけでも7万円ほどは掛かるでしょう。
さらに施工費で最低でも5~10万円ほどは掛かると思うので、総費用は10万円を超えます。
しかし屋外でお湯を使用することが出来るのは嬉しいですね。
ペットにしか使えないわけではないので、個人的には費用対効果は十分だと思います。
基本的には毎日使うものですから、何年も使用することを考えれば、十分もとは取れるでしょう。
愛犬の為にも、冬でも気持ちよく足を洗ってあげましょう。
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