尿路結石ってどんな病気?症状や原因、予防法を徹底解説!

【パグの病気】尿路結石ってどんな病気?症状や原因、予防法を徹底解説!

みなさんは尿路結石という犬の病気を知っていますか?

最近わんちゃんのトイレに異常が見られたら、それはもしかしたら尿路結石かもしれません。

しかし、正しい知識がないと、愛犬のちょっとした変化にも気づけないでしょう。

気づかぬうちに、愛犬が深刻な病気になってしまうのは避けたいところ。

そんな方のために、この記事では、尿路結石の症状や原因、予防法についてご説明します。

「愛犬の健康を守りたい」という方は、ぜひご一読ください。

 

こんな症状は注意

まずは、わんちゃんの少しの変化にきちんと気づいてあげることが重要です。

変化に気づけないと、気づかぬうちに病気が悪化してしまうかもしれないので、犬の尿路結石の症状について知識をつけておきましょう。

下のような症状が見られた際には、わんちゃんを病院へ連れて行くことをおすすめします。

■頻繁にトイレに行く。

「いつもより愛犬が頻繁にトイレに行くようになった」と感じたら、尿路結石の疑いがあります。

■トイレにいつもより長時間いて、少しずつしかおしっこができない。

いつもよりトイレに長居するようになり、おしっこの量も少なくなったら、尿路結石かもしれません。

■トイレ以外のところでもおしっこをしてしまう。

トイレの場所はとっくの昔に覚えたはずなのに、急にトイレではないところでおしっこをしてしまったら、尿路結石かもしれません。

ただの老化と判断しないようにしましょう。

■おしっこに血が混じる。

おしっこに血液がまじっていたら、驚きますよね。

尿路結石の症状に血液が混じることがあります。

■おしっこが全く出ない

トイレに行くけれども、全然おしっこが出ていないことはありませんか?

この症状が出たときは、緊急事態なので直ちに病院へ連れて行ってください。

■おしっこをするときに、痛そうに鳴く。

おしっこをするときに鳴いていたら、気をつけてください。

この症状が出た際は、危ない状態なので、もし痛そうであれば病院へ連れて行きましょう。

■お腹の下の方を触ると、固い物がある。

先述した症状が見られた際には、わんちゃんのお腹の下を触ってみてください。

もし固い物に触るようであれば、尿路結石の可能性が高いので、ただちに病院へ連れて行きましょう。

 

尿路結石ってどんな病気?痛みはあるの?

「そもそも尿路結石って犬のどんな病気?」と思われる方も、多いのではないでしょうか。

尿路結石とは犬の尿路に、結石と呼ばれるミネラルでできた石が詰まることで、起こる病気です。

普段食べている物や運動で生じた老廃物は、血液を通って腎臓へ運ばれます。

腎臓は血液から老廃物をこしとり、きれいな血液だけを体内に循環させ、老廃物は尿として体外へ出す働きを手助けしています。

腎臓でこしとられた老廃物は、尿管を通って膀胱へ運ばれ、最終的には尿道を通って体外へ排出されますが、その過程で結石ができると尿路結石という犬の病気にかかります。

結石が集まり尿路を完全に塞いでしまうと、全く尿を出せなくなってしまいますし、ひどいときには膀胱を傷つけて炎症を起こし、膀胱炎になってしまうので注意が必要です。

尿路結石になると、ひどい痛みを伴う場合もありますし、血尿が出ることもあります。

 

結石の種類別に見る!尿路結石になる原因

尿路結石と一言にいっても、結石には種類があり、それぞれ原因が違います。

結石の種類をご紹介するので、参考にしてみてください。

 

■ストルバイト結石

ストルバイト結石は、尿路結石の中で1番原因となることが多い結石です。

この結石が生じたときは、尿のPHが高いアルカリ性ということを示しています。

つまり、尿中のアンモニア濃度が高いということです。

普段水をあまり飲ませていなかったり、トイレを我慢しなければならない環境にあったりしたときに、尿中のアンモニウム濃度が高くなります。

ストルバイト結石を放っておくと、細菌感染を併発する可能性があるので、注意しましょう。

 

■シュウ酸カルシウム結石

尿路結石で2番目に多い結石です。

この結石が見つかった際には、以下のような原因が考えられます。

・マグネシウムの不足

マグネシウムは尿中でカルシウムと結合し、シュウ酸の生成を阻害します。

マグネシウムが不足すると、体内にシュウ酸が蓄積し、結石の原因となります。

・ビタミンB6の不足

ビタミンB6が不足するとシュウ酸を体内に溜め込んでしまうため、結石が生成されてしまいます。

・老化

シュウ酸は老化とともに体に蓄積されるので、老化が原因で結石が生成される場合があります。

 

尿路結石の治療法

尿路結石になってしまったら、食事療法と手術で治療しなければなりません。

先述した2種類の結石のうち、ストルバイト結石は食事療法によって、結石を溶かすことができます。

反対に、シュウ酸カルシウム結石は、食事療法によって溶解できません。

基本的に食事療法中は、愛犬におやつをあげてはいけませんし、完治するのも手術に比べると時間がかかります。

そのため、重症なわんちゃんは食事で改善するよりも、手術で結石を取り除いてしまう方法がいい場合もあります。

また、結石は必ずしも1種類からできている訳ではありません。

ストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石の2種類で構成されていることもあります。

食事療法での完治が難しいと判断された場合には、手術で結石を取り除くしかありません。

基本的には手術で結石を取り除くのが一般的ですが、結石が再発してしまう可能性もあるので、日頃から結石ができにくい体づくりをすることが重要です。

 

尿路結石を再発しないために。予防法を解説!

愛犬が手術するとなると、経済的負担も大きいですし、わんちゃんに負担を与えてしまうかもしれません。

日頃から、結石ができないように、飼い主さんが管理してあげることが重要です。

尿路結石を予防するには、食事療法とトイレの管理が大切です。

 

■食事療法

尿路結石は、一度発症してしまうと再発する可能性があります。

普段から、愛犬の食事管理をしっかりと行ってあげてください。

特に、牛乳やほうれん草など、ミネラルが多量に入っている食べ物は、与えないようにしてください。

水分不足は、尿路結石の再発を招くので、適度に水分摂取もさせてあげてくださいね。

 

■トイレの管理

尿路結石は重症化してしまう前に、早めに気づいてあげることが重要です。

日頃から、愛犬のトイレ管理をしてあげましょう。

頻尿や血尿などのサインが出ているかもしれません。

尿から出た血液も、鮮血の場合もあれば、茶色っぽくわかりづらい血液もあるため、愛犬のおしっこの変化に気づきやすいよう、こまめにトイレシーツを変えるなどの工夫もしてあげてくださいね。

 

まとめ

みなさんいかがでしたか?

もし上記であげたような症状がわんちゃんに見られたときは、尿路結石の疑いがあります。

尿路結石は放っておくと、膀胱炎になってしまったり、おしっこが全くできなくなったりするので、体外に老廃物を排出できなくなり、とても危険です。

自分で判断や対処しようとせず、気づいた時点でなるべく早く病院へ連れて行ってあげてくださいね。

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