パグに歯磨きは必要?歯磨きの必要性と方法とは?

パグに歯磨きは必要?歯磨きの必要性と方法とは?

ワンコに歯磨きなんて必要なの?と思っていませんか。

パグのように鼻が短い短頭犬は、顔の構造上食べかすが残りやすい構造です。

パグに虫歯はありませんが、口腔内に食べ残しのカスが残っていると人間と同じようなお口のトラブルを起こす可能性があります。

パグは言葉が話せないので、口腔内のトラブルがあってもわかりません。

しっかり飼い主さんが気を付けてあげたいですね。

 

パグ口腔内のトラブル

パグも歯磨きをしないと、人間と同じように歯周病になるリスクが高くなります。

ドライフードでもウエットフードにしても、食後は食べかすが歯の隙間に残りやすくほっておくと口臭が強くなり最悪歯が抜けてしまうことにもなります。

ただ、パグも歳をとってくると口臭が強くなることがあります。

しかし年齢的なものだと決めつけてしまうのは危険です。

食欲が落ちてきた、食べる速度が遅くなってきている、など少し気になる症状があるときはお口の中をチェックしてみてあげましょう。

 

パグの歯磨き習慣付けと方法

パグに限らず、犬は口を触られることが苦手です。

「食後のたびに歯磨きをしなければいけない」と必死になりすぎると余計嫌がるようになってしまいます。

パグの歯磨きグッズもいろいろと発売されていますが、まずは子犬のときから歯磨きになれさせるようにしていきましょう。

カーゼの他にも、ワンコ用の歯ブラシもあります。

嫌がらない手法を選んであげることも大切なので、無理に歯ブラシを利用する必要はありません。

歯磨きの方法は、ガーゼを指に巻いて口腔内を拭いてあげるだけでも十分です。

子犬の時は遊びの中で歯磨きを取りいれてあげるといいですね。

パグの子犬は、6カ月を過ぎるころに歯が生え変わり時期に入ります。

歯が生え変わるころにはむず痒いので硬い物を噛みたがる時期がありますので、ちょうどそのころから本格的な歯ブラシを開始するのに適した年齢です。

歯磨きに慣れさせるためにも、乳歯の時期の3~4カ月ごろから遊びの中で犬用の歯ブラシにふれさせてみましょう。

くれぐれも無理強いはしないようにしてください。

また、食後に歯磨きガムをあげるだけでも歯磨き効果が期待できます。

この歯磨きガムは6カ月以上からなどと、与えていい時期を守るようにしましょう。

あまりに低い月齢の時に与えてしまうと、誤ってのどに詰まらせてしまうこともあるので注意しましょう。

また歯磨きガムにもカロリーがありますので、与えすぎにも注意が必要です。

 

パグの歯磨きどうしても嫌がるときは病院に相談

歯磨きをしたいけれど、パグがどうしても嫌がる場合があります。

犬は嫌な経験をしたことはしっかり覚えています。

例えば、歯磨きに限らず薬を飲まされた経験が嫌な記憶として残っている場合などは口を触る事さえ嫌がる場合があります。

歯磨きガムをあげているけれども、口臭が気になる。などの場合には、飼い主が無理に口を開けようとすると余計に嫌がります。

その場合には、かかりつけの獣医さんに相談してみましょう。

動物病院で歯石をとる場合には、全身麻酔をかけておこなわれます。

麻酔をかけてまで歯石を取ることに抵抗を感じるかもしれません。

しかし、よほどひどい歯周病の場合には病院で診察してもらうしか解決できなくなります。

そうならないためにもうまく習慣できるようにしていきましょう。

歯磨きをさせるためにおやつのごほうびをあげるのは逆効果です。

ご褒美よりも、遊びの一環としてならせていきましょう。

また、毎回毎食後に歯磨きをする必要もありません。

飼い主さんが必至になり過ぎると、パグも警戒してしまいますので注意してください。

 

獣医さんに歯石をとってもらう場合の医療費

たまった歯石は、動物病院で取ってもらうしかないのですが麻酔を使用するので医療費が必要になります。

動物病院では保険が使えません。

自己負担の医療費で20000円~50000円が相場になります。

しかし全身麻酔にはリスクがあります。

特にパグのような短頭犬は、麻酔中の事故のリスクが高くなりますのでしっかりと説明を受け、リスクを把握したうえで考慮しましょう。

たとえ歯石取りだけとはいえ、健康状態をしっかり確認したうえで行われる処置になります。

中には、去勢手術の途中に歯石取りができる場合があります。

成犬になってから去勢をするケースの場合には、一度相談してみましょう。

 

麻酔を利用しない歯石取りができる方法

動物病院によっては、麻酔なしで歯石除去ができる病院も増えてきています。

麻酔を使用しない分、医療費も押さえることでき3000円~8000円くらいの相場になります。

ただ、麻酔なしで歯石除去を行う方法には、賛否両論があります。

しかし犬にしてみれば何をされるのかわかるわけがありませんから、想像を超える恐怖感や痛みを与えてしまうことによるリスクの方が高いと考える意見もあります。

どちらにしても、動物病院の診察を受けなければいけないほどの歯周病を起こす前に対処してあげたいところですね。

 

まとめ

パグも子犬の時から歯磨きにならせていれば、習慣化することができます。

しかしどんなに習慣化していたとしても、嫌な記憶を受け付けてしまうと拒否が強くなることがあります。

もし嫌がるようならば、無理にせず日やタイミングをずらすなど工夫をしていきましょう。

なにより継続していけることが大切です。

いくつになっても健康で過ごすためにも、パグの歯の健康をまもってあげたいですね。

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