良いドッグフードとは?ドッグフードの選び方を知る!

良いドッグフードとは?ドッグフードの選び方を知る!

 

近年、ドッグフードは多様化し、どれが良いものなのか判断が難しくなってきています。

幼犬なのか、成犬なのか、それとも老犬なのか。

それぞれの年齢に合わせた専用食はもちろんのこと、生後何か月かまで分かれているものもあります。

パグやチワワ、柴犬専用など、犬種に特化したドッグフードまで発売されています。

やはり高いものが良いドッグフードなのか?

どこを見て何に気を付けなくてはいけないのか?

今回は良いドッグフードの選び方をご説明したいと思います。

 

年齢に適したものを選ぶ

ドッグフードには多くのものに目安の年齢が記載されています。

例えば、私の愛犬も好んで食べるビューティープロも年齢の目安が分かりやすく記載されており非常に親切ですね。

公式HP(https://beautypro.npf.co.jp/)より

 

年齢別に作られているドッグフードはその歳に必要なカロリーや成分を考慮し、つくれられているわけです。

育ち盛りな幼犬はたくさんの栄養を必要とします。

栄養が不足してしまうと、すぐ体調を崩してしまいますから、専用食にしましょう。

成犬は幼犬のように高タンパク高カロリーなドッグフードを食べていると太ってしまいます。

成犬用ドッグフードにして、きちんと必要な栄養をとらせてあげて下さい。

老犬は運動量も減りますので見合った栄養分に変える必要があります。

ビューティープロの老犬用では7歳~と10歳~の二種類がありますが低カロリーにし、関節の老化に効くようコンドロイチンやグルコサミンを強化しています。

こういった親切なドッグフードが多数あります。

詳しい知識が無くても、年齢の表記だけ見れば良いので、迷う時間もなく嬉しいですね。

 

目的や要望に合ったものを選ぶ

減量や健康など目的・要望に合ったドッグフードもあります。

こういった分かりやすい表記もビューティープロの良いところですね。

パグのような肥満傾向にある犬種には『低脂肪』や『ダイエット』があるのは嬉しいですね。

よく飼い主さんが悩むポイントを押さえた、様々なドッグフードが世の中にでることは有難いことです。

犬種に限らず、個体差はあり、抱える悩みは違いますから。

 

犬種(体格)に合ったものを選ぶ

当たり前ですが、小型犬と大型犬では口の大きさが違いますが、喉の大きさ(食道の太さ)も違います。

その違いに合わせて、超小粒~小粒~大粒など、ドッグフード自体にも大きさの違いがあります。

極端な例ですが、例えばチワワに大型犬用の大粒のドッグフードをあげたら喉を詰まらせてしまう可能性がありますから、注意が必要です。

パグは中型犬に含まれることが多いですが、喉が狭い犬種なので、あげるドッグフードも、超小粒か小粒程度が良いでしょう。

超小型犬や小型犬用などの表記がされているドッグフードでも良いでしょう。

 

犬種専用ドッグフードを選ぶ

ある程度有名で人気のある犬種やパグのように少し特殊な犬種には専用食があったりします。

パグも専用に市販されているものが2社から3種あります。

注意:両社ともパグ以外にもいくつかの犬種で設定があり市販されています。

ウェルケア/パグ専用

1つ目のウェルケアからは、オールステージ、シニアステージと2種類のパグ専用ドッグフードが市販されています。

パグ専用食なうえに、年齢に合わせて2種類から選択でき、安心してあげられますね。嬉しすぎます。

イースター株式会社/ウェルケア公式HP

 

ロイヤルカナン/パグ専用

2つ目は、ロイヤルカナンから成犬~高齢犬までの1種類が市販されています。

高級ドッグフードで名高いロイヤルカナンですから安心できます。

しかし、やはり高価です。先述のウェルケアと比べると価格が3倍くらいします。

ロイヤルカナン公式HP

 

体調(病気)に合ったものを選ぶ

ロイヤルカナンからはパグ専用の他、以下のようなドッグフードもあります。

  • 減量サポート(体重管理・肥満対策)
  • セレクトプロテイン(食物アレルギー対策)
  • PHコントロール(尿路結晶などの尿路疾患対策)
  • 腎臓サポート(慢性腎臓病疾患対策)
  • 糖コントロール(糖尿病疾患対策)
  • スキンサポート(皮膚病対策)
  • 消化器サポート(消化器疾患対策)
  • 関節サポート(関節炎・軽度肝疾患対策)
  • 肝臓サポート(肝疾患対策)
  • 腎臓サポート(慢性腎臓疾患対策)
  • 心臓サポート1(初期の心疾患対策)
  • 心臓サポート2(ステージが進行した心疾患対策)

上記以外にも、2種を組み合わせたものや『退院サポート』という手術後など退院に向けた食事療法食などがあります。

もはやロイヤルカナン凄すぎます。

動物に関する情熱を感じますね。価格が高いのも納得できます。

しかし、上記のような食事療法食の選択は必ず獣医さんの指示に従いましょう。

飼い主の勝手な判断であげることは危険です。

 

まとめ

基本的なドッグフードの選び方はわかりましたか?

個体差がありますので、一概にこれがおススメというのはありませんが、極端に安いものはやめましょう。

安かろう悪かろうです。

ロイヤルカナンをはじめ、高めの価格には理由があります。

ネットで検索をしていると、同じドッグフードがどのサイトでも推奨されていたりします。

否定はしませんが、本当なのかどうか疑わしいですね。

よくネットで推奨されているドッグフードを動物病院で見ることはありません。

偶然、私がお世話になっているいくつかの動物病院が置いていないだけかもしれませんが。

深くは語りませんが、ネットの情報の信じすぎも良くありません。

生命の維持に最も欠かせない食事ですので、しっかりと見極めることが大切です。

 

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