パグのダイエット法は?
みなさん、パグにおすすめのダイエット法があるのを知っていますか?
犬種によって、適切なダイエット法があり、実践することでより健康的で長生きしてくれるんです。
わが子にダイエットさせるため運動させたり、食事を変えてみたりするものの、なかなかダイエットがうまくいかず苦労している方は多いのではないでしょうか。
この記事ではパグのダイエットに苦戦している方に向けて、簡単に実践できてかつ効果のあるダイエット法をご紹介します。
パグは太りやすい犬種なので、私もいろいろなドッグフードを与えては失敗を繰り返してきましたが、この方法を継続して実践したことで、理想体重に近づけることができました。
これを読めば目先のダイエットだけでなく、健康的で丈夫な体になります。
「最近うちのパグのおなか周りが気になる」と感じている方は、ぜひご一読ください!
ごはんが大好きなパグ
パグを飼っている方であればご存知だと思いますが、パグはごはんがとにかく大好きです。
ごはんをあげるとすごいスピードで食べてしまいますよね。
食いしん坊なパグは困ったことに、とても太りやすい性質を持っています。
おすわりやお手が上手にできたときお利口さんだからといって、おやつを頻繁にあげてしまったらあっという間に肥満体型になってしまいます。
パグの体型をきちんと観察して、必要に応じてダイエットをさせてあげましょう。
うちの子はダイエットが必要?パグの標準体重について
最近わが子のからだが超えてきたような気がすると思っても、ダイエットが必要なのか、まだ許容範囲内の体型なのか、なかなか判断しづらいですよね。
獣医さんに看てもらえば手っ取り早いですが、わが子は自分の目で判断していつまでも健康的でいてほしいと願うもの。
ダイエットが必要かどうかの判断をつけられるよう、パグの理想体重を知りましょう。
標準体重を超えていた場合は、ダイエットをおすすめします。
パグの理想体重は生後2ヶ月で1.2kg、3ヶ月で2.4㎏、4ヶ月で3.1㎏…と続きます。
生後12ヶ月では7㎏まで成長し、大人のパグの平均体重は6〜8㎏です。
標準体重より重くなってきたらダイエットが必要かもしれません。
ただし、脂肪で肥えたのではなく、筋肉がついて体重が大きくなっている可能性もあるので、体重だけでダイエットが必要かどうか判断するのは禁物です。
同じ10㎏でもぶよぶよに太っていてその体重なのか、筋肉でがっしりしていてその体重なのかによって全然違います。
わんちゃんの体や肥え具合をきちんと観察してみてくださいね。
【おすすめダイエット法】運動編
基本的にパグのダイエットは食事ではなく運動で行うようにしましょう。
食事でのダイエットだけで痩せようとしても、なかなか効果が出づらいですし、わんちゃんも不健康になってしまう可能性があります。
基本は運動でダイエット
パグにはごはんをたくさん食べさせるようにしましょう。
運動をきちんとしていれば、たくさん食べても太りません。
パグのブリーダーの間では、1〜3歳まで食事でのダイエットは必要ないと言われています。
内臓疾患がある子や、肥満によって骨に異常がある子は食事でのダイエットが必要ですが、そうでない場合は基本的に運動で痩せさせましょう。
いい食べ物をあげていればダイエットは必要ありませんし、日々運動をしていて健康体のわんちゃんであれば、おなかがいっぱいになっていらなくなったら自然とごはんを食べなくなります。
たくさん運動をして、たくさんごはんを食べた方が丈夫な体になるので、基本的には運動でのダイエットがおすすめです。
ただし、おやつは太るのであまりあげすぎないようにしてくださいね。
パグに適切な運動量
ダイエットには運動が1番ですが、実際どのくらいの量をこなすのがいいのかわからないという方は多いと思います。
また、普段からあまり運動する習慣がない子にとっては、散歩中に座り込んで歩かなくなったりと、運動自体がきらいな子もいるでしょう。
あまりスピードを出さないようにゆっくりとパグと歩いて、30分くらいがちょうどいい運動量です。
パグが早歩きになるくらいのスピードが適切です。
足の爪を切る必要がないくらい運動させるのが理想的です。
運動するときの注意点
運動はパグの健康にとってとても大事ですが、注意しなければならないことがあります。
普段運動しない子にいきなり過度な運動をさせると心臓に負担がかかるため、徐々に運動量を増やすようにしましょう。
生後まもないときの無理な運動も禁物です。
体が未発達のため、骨に負担がかかります。
また、パグは暑さに弱いため、真夏の炎天下で長時間運動するのは避けましょう。
夏は犬用の室内ランナー器具を使うか、プールで水遊びさせるのがおすすめです。
正しい運動方法を守って、わんちゃんの健康に気を使ってあげてくださいね。
運動をいやがる子には少しずつ運動をさせながらも、食事でのダイエットも並行しておこないましょう。
【おすすめダイエット法】食事編
散歩に行っても座りこんでしまう子や、内臓疾患や肥満によって骨に異常があるなど、運動だけでは足りないくらいに太ってしまった子には、食事でのダイエットを検討しましょう。
パグの適切な食事方法
そもそもパグの適切な食事方法は守れていますか?
たくさん食べるし、ごはんをいつもねだるからついついあげてしまってはいませんか?
甘えん坊で人懐っこいパグの顔をみてしまうとついついごはんやおやつをあげたくなってしまう気持ちは私も経験があるのでわかりますが、そこはぐっとこらえて我慢です。
まずはパグの適切な食事回数や量をご説明します。
パグの適切な食事回数は生後2ヶ月以内の場合は1日に3〜4回、3〜4ヶ月の間は2〜3回、成犬は1〜2回です。
年齢を重ねるごとに、ごはんの回数を減らしていきましょう。
適切な食事量は、
- 体重が2㎏のときは45g
- 5㎏のときは85g
- 10㎏のときは145g
です。
わが子へのごはんは正しい回数と量を守れていましたか?
ダイエット用のドッグフードに買いかえるよりも、まずは正しい食事方法を実践してみてください。
おすすめのダイエット用ドッグフード
わが子にダイエット用のドッグフードは与えたことがありますか?
基本的に正しい食事方法を守った上で、運動をさせると健康的に痩せることができますが、どちらを試してもなかなか痩せることができない、内臓疾患になっているわんちゃんは、ダイエット用のドッグフードを食べさせてみてください。
ドッグフードもダイエット用であれば何でもいいというわけではなく、できればダイエット用のシニアフードにおからなどの食物性食物を少しだけ混ぜて与えるのがおすすめです。
おからは食物繊維が豊富に入っており、パグのおなかの中では食物繊維が完全に消化するのは難しいため、おなかのおそうじと過剰なカロリー摂取の予防になります。
野菜を食べさせるのも1つの手
市販で売っているダイエット用のドッグフードを食べたがらない、または食べさせているが効果が出ないというときは、野菜を食べさせるのも1つのダイエット方法です。
ドッグフードは乾燥しており、食事と一緒に水分を取ることができませんが、野菜は低カロリーで水分も豊富に入っているので、野菜を食べればダイエット効果と水分補給の2つのメリットがあります。
ただし食物繊維はパグの体には消化しづらいため、あげすぎは禁物です。
1日の摂取量は人間の一口サイズくらいにとどめておきましょう。
また、わんちゃんにはあげても大丈夫な野菜と、あげてはだめな野菜があるので、注意が必要です。
パグにあげても大丈夫な野菜の例を3つあげます。
- キュウリは90%が水分なので、カロリーも少なくパグの水分補給に最適です。
ただしカリウムが豊富に入っているので、腎臓や心臓に疾患のあるわんちゃんには食べさせないようにしてください。
- キャベツもパグが食べていい野菜の代表格です。
食物繊維が豊富なので、腸内環境の改善になります。ビタミンも豊富に入っているので、疲労回復に効果があります。
ただし、生のままあげると腸内にガスが溜まり腸内トラブルが起こるので、火を通したキャベツをあげてくださいね。
最後に、
- サツマイモはパグのおやつに最適で、食物繊維やビタミンが豊富に入っています。
取り過ぎは体に良くないですし、生のままでは食べれないので焼くかゆでるかし、冷ましてからおやつとしてあげてみてくださいね。
まとめ
適度な運動と食事で、健康的にダイエットをすることが理想です。
基本的に運動を日頃からさせていれば、食事でのダイエットは必要ありません。
たくさんごはんをあげると運動した分が筋肉に変わるので、がっしりと健康的に肥えます。
たとえ体重が10㎏あったとしても、筋肉で肥えていれば全然問題ないですし、元気で長生きしてくれますよ。
適度な運動と正しい食事方法で、ダイエットを成功させましょう。
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