パグの病気。皮膚炎とは?
パグも人間同様、健康第一、元気が一番ですが、やはり病気になってしまうことはあります。
パグも風邪をひきますし、下痢もします。
体調が悪いときは何かしら変化がありますので見落としてはいけません。
下痢など、症状が分かりやすいときはよいですが、中には症状が出にくい病気もありますので、注意が必要です。
愛犬パグが普段と比べて少しでも違和感などがある時は迷わず動物病院に行くことを心掛けましょう。
早期治療がどんな病気にも大事なことです。
パグの代表的な病気は?
パグの病気には以下のようなものがあります。
・皮膚炎
など、書ききれません。
病気の種類は山ほどあり、獣医さんでなくては判断できないのが当たり前ですね。
多くの場合、獣医さんですら精密検査の結果をみないと判断出来ません。
パグの病気を私たちが勝手に判断して処置を考えるのは危険ですのでやめましょう。
皮膚炎
動物病院に来院する犬の疾患の第一位がこの皮膚病だと言われています。
皮膚病の種類には、アレルギー性や細菌性など様々あり、ノミ・ダニ、寄生虫が原因のものまであります。
皮膚炎と言っても、症状や原因は多種にわたっており完全に全てを防ぐのは難しいでしょう。
しかし基本的には、普段からしっかりと皮膚のケアを行い、清潔に保っていれば防げる病気が多いです。
パグは犬の中でも皮膚炎になりやすい犬種ですから特に注意が必要です。
皮膚炎の原因は?
皮膚病の原因は上記の通り、様々ではありますが主なものは以下です。
- アレルギー性
埃や化学物質など、アレルゲンという物質に触ったり、摂取してしまうことにより、体内の免疫が反応してしまい起こります。
特に食べ物によりアレルギー性の皮膚炎になってしまうことが多く、人間が食べるものをあげると起こしやすいので厳禁です。
個体によっても、もちろん違うので一度獣医さんに相談してみましょう。
- 細菌性
皮膚上で細菌(バクテリア)が繁殖してしまうことが原因で、不潔な場所に発症しやすいです。
- 真菌性
真菌とはカビの総称ですが、皮膚が不衛生だったり、皮膚の免疫力がさがってしまうと発症します。
- マラセチア菌
マラセチアという皮膚に常在する菌が活発化すると発症します。
- ブドウ球菌
ブドウ球菌という菌が繁殖することで発症します。
- ノミ
ノミに噛まれてしまうとアレルギー反応を起こし皮膚炎になってしまいます。
噛まれると皮膚炎だけでなく、感染症などを引き起こすこともあります。
・ヒゼンダニ
疥癬症(かいせんしょう)と呼ばれますが、ヒゼンダニに噛まれると激しい痒みを伴う皮膚炎を発症し、その痒みに耐え切れず掻いてしまうため更に皮膚が悪化してしまいます。
疥癬症は人間や他の犬に感染することもありますので注意が必要です。
皮膚には多くの細菌などが常在しており、体調を崩し、免疫力が落ちるだけでも繁殖してしまいます。
愛犬の体調管理には細心の注意を払ってあげましょう。
また定期的にシャンプーもしてあげ、衛生面にも気を付けましょう。
ただし、洗い過ぎもよくないので、回数などは獣医さんに相談してみましょう。
皮膚炎の症状は?
皮膚炎は内臓疾患などと違い、症状が見てわかるのでしっかりと毎日観察しましょう。
主な皮膚の症状は、
- 痒み
- 炎症
- 化膿
- 腫れ
- フケの発生
- 大量の抜け毛
などがあり、この症状が出ると犬は異常に痒がったり舐めたりします。
頻繁にこの仕草が見られる時には皮膚炎を疑い、動物病院に連れていきましょう。
皮膚炎の治療は?
原因にあった治療を選択していく事になりますが、基本的には内服薬と外用薬の治療になります。
- 内服薬は抗ヒスタミン薬やステロイドで痒みや炎症を抑えます。
- 外用薬は抗炎症作用のある薬を直接患部に塗り、痒みや炎症を抑えます。
その他、食事療法によって体調を整えたりもします。
市販のシャンプーが原因で皮膚炎になってしまうこともあり、その場合は医療用シャンプーに変更したりします。
必要に応じて、獣医さんにシャンプーやブラッシングの方法などのアドバイスを求めましょう。
皮膚病の予防は?
多種多様なため、完全な予防は難しいと思いますが、中には予防できる皮膚炎もありますので最善を尽くしましょう。
予防としては、とにかく清潔にすることです。
これに尽きます。
濡れたタオルや市販のボディータオルなどで顔や体を綺麗にしてあげる事が大切です。
パグは顔や体のシワに汚れが溜まりやすいので、定期的に拭いてあげましょう。
シャンプーも毎日する必要はありませんが、定期的にしてあげる事で、綺麗にもなりますしノミなどが付きにくくなります。
日々のブラッシングも大事なことで、毛並みを整えることでも不潔な状態になりにくくなります。
毛量や毛の長さに関係なく、すべての犬種においてブラッシングは必要なことです。
『毛が短いし抜け毛が少ないから、うちの犬はブラッシングしなくて平気』と勘違いをする人がいますが、これは間違いです。
ブラッシングには、抜け毛の除去の他に、皮膚のマッサージだったり、毛に絡まった埃や汚れを除去する目的があります。
手入れを怠らないことが皮膚炎の最大の予防になりますので、徹底しましょう。
まとめ
犬の疾患の中で最も多いとされる皮膚炎ですが、努力次第で防げるものもある事を忘れてはいけません。
出来る限りのケアをしてあげる事で、皮膚炎になりにくい体にしてあげる事も可能です。
毎日、キレイに拭いてあげる事ももちろん大事ですが、シャンプーはし過ぎも皮膚を傷める原因になりますので、獣医さんに相談しながら適度に行いましょう。
また、アレルギー性に関しては個体差がありますので正解がありません。
人間食は絶対にダメですが、ドッグフードでも合う・合わないがあります。
安いドッグフードよりも高いドッグフードの方が、良い素材を使っていたり、安全性が高いのは事実ですが、高ければ良いというわけでもありません。
獣医さんに相談をしながら、愛犬に合う最善のものを探しましょう。
愛犬自体を清潔に保ってあげることも大事ですが、家の中の掃除も非常に大事です。
小型犬はもちろんのこと、パグのような中型犬も人間より体高が低いので、舞い上がった床の埃などを吸い込みやすく、アレルギー症状が出ることもあります。
こういった部分も全てを気を付けてあげないといけませんね。
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[…] 上記のケアを怠ってしまうと皮膚病にもなってしまいますから注意が必要です。 […]
[…] 過去記事のこちらにも皮膚病について詳しく書いてあります。 […]
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[…] 特に夏場は、皮膚病などにもなりやすくなりますから注意が必要です。 […]