パグのしつけ方法
パグを飼っている、もしくは飼おうか考えているみなさん、パグのしつけ方法はご存知ですか?
基本的には温厚で落ち着いた性格のパグですが、実は頑固な一面もあります。
バカそうに見えて意外と頭が良いところもあります。
本日はそんな一面を持つパグのしつけ方法について、解説いたします!
パグは比較的しつけのしやすい犬種
パグは比較的しつけがしやすく、しつけの仕方によっては、飼い主さんの言うこともきちんと聞いてくれるお利口さんです。
しかし、覚えが悪いため一度で教えたことを実践できなかったり、
一度自分がこうすると決めたことは断固として譲らないという頑固な一面も持っています。
幼少期の段階できちんとしつけをしていれば、全く言うことをきかないわんちゃんに育つことはないとされていますが、
実際にどのようにしつけをしていけばいいのでしょうか。
パグのしつけで大事な4つのポイント
全く言うことをきかない、無駄吠えする、噛み癖がある、そんなわんちゃんに育ってしまうと、その後がなかなか大変ですよね。
しつけ方法を間違えてしまうと、せっかく一生懸命しつけをしていたとしても、逆効果になってしまう可能性もあります。
不安な方はパグのしつけを行う上で、大事な4つのポイントについて抑えておけば安心です。
①主従関係をつくる
パグのしつけを行う上で、主従関係を理解させるのはとても大切です。
逆に言えば、主従関係がきちんとできていないと、いくらしつけをしたとしても、全く言うことを聞かなくなってしまいます。
飼い主さんがきちんとリーダーになってあげることで、わんちゃんもリーダーの言うことを聞こうとします。
主従関係を理解させるには、時と場所によって教えを変えないように一貫性のある行動をとるよう心がけたり、愛情を持ってわんちゃんと接することが大切です。
②叱るときと褒めるときを区別する
ダメなことをしたら、その場ですぐに叱る、教えたことができたらその場ですぐに褒めるなど、
してはダメな事と良い事を区別できるように教えてあげましょう。
叱るときの合図を決めておくことで、パグも「これはしてはいけないことなんだ」と理解しやすくなります。
褒めるときは、おやつをあげても良いですが、撫でてあげたり、抱っこしたり、スキンシップを取ったり、愛情表現をしてあげると効果的です。
③指示や命令するときの言葉を決める
「お手」「待て」「ふせ」など、パグに命令するときの言葉を決めておきましょう。
その時々によって命令の言葉が変わってしまうと、パグも混乱してしまい、一度教えてもらったことがわからなくなってしまいます。
出来る限り短い言葉で教えることも重要です。
④根気強く教えてあげる
パグは頑固な一面があり、一度教えてもらったことでも、自分の行動をなかなか変えようとしたがらない一面があります。
また、覚えたことを忘れてしまう性質があるため、なかなか一度で教えたことを実践するのは難しいでしょう。
もしパグが一度でできなくても、叱ってはいけません。
根気強く、パグが覚えて実践できるまで、飼い主さんも一緒に頑張ってあげることが重要です。
以上がパグをしつける上で重要な4つのポイントですがわかりましたか?
基本的にパグは物覚えがあまりいい方ではないので、パグのしつけには少し時間が掛かります。
飼い主さんの外出中に何か悪さをしたとしても、叱らないようにしましょう。
時間が経ってから叱られても、なんで怒られているのか理解できない場合が多いです。
また、「してはだめなこと」はその時々で変わらぬよう、はじめに方針をたてておくといいかもしれません。
パグの性格をきちんと理解した上でしつけを行えば、パグにとっても飼い主さんにとってもストレスのない時間を過ごせるのではないでしょうか。
様々なしつけ
では早速ですが、次にしつけの実践方法についてお伝えします。
トイレのしつけ
「まずはトイレの場所を覚えて、そこらへんでおしっこをしないようにしてほしい」
そう思う方も少なくないのではないでしょうか。
特にパグのような室内犬では最も重要なしつけと言えるでしょう。
まずはトイレのしつけから!と言われるほど、やはりトイレを覚えているかどうかは、重要ですよね。
そんな方のために、パグにトイレの場所を覚えてもらう効果的な方法について解説いたします。
①まずは部屋の一角にペットシーツを複数枚ひきましょう。
はじめはトイレの場所を教えて、なるべくそこで排泄させ、上手にできたら褒めてあげましょう。
②そこからはじめにひいていたシーツを徐々に減らしていきましょう。
だんだんと同じ場所のシーツの上で排泄するようになるので、取っていっても床の上で排泄してしまうことはありません。
トイレのしつけは家にはじめて入った時から教えましょう。
指示語の覚えさせ方
トイレのしつけの次は、「待て」「ふせ」「お手」などの指示語を覚えてもらいたいですよね。
はじめは3分以内で教えたい指示語を何度も言って、できたら褒めるという行動を繰り返しましょう。
あまりやり続けると、パグが疲れてしまうので注意です。
例えば、「おすわり」はおやつをパグの頭の斜め上に持っていき、見上げさせる体制をつくれば、自然とお尻が下がるので、下がった状態で「おすわり」といいましょう。
この体制が「おすわり」なんだと教えてあげてから、おやつをあげて褒めることで、パグも理解してくれます。
名前を呼んだら来てくれる姿はたまらなく可愛いに違いありません。
とにかく、しつけはお互い楽しくやりましょう。
まとめ
しつけに関していかがでしたか?
あまり神経質にやりすぎず、楽しんでやることがしつけのコツです。
パグがちゃんと理解して実践してくれた際には、たくさん褒めてあげてくださいね。
褒めるときはおやつをあげるのもいいですが、スキンシップを取ってあげましょう。
おやつをあげる場合には、あまりあげすぎてしまうとパグも太ってしまうため、おやつをあげた分、ご飯は少なくしましょう。
しっかりとしたしつけをし、パグの性格を理解することで、さらに信頼関係が築けますよ。
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