セントバーナードの性格や特徴、飼い方や飼うときの注意点

セントバーナードの性格や特徴、飼い方や飼うときの注意点

 

穏やかで頼もしい見た目のセントバーナード

古くは救助犬として、アルプスの山々で活躍していました。

日本ではアニメ「アルプスの少女ハイジ」に登場したことで有名な超大型犬の犬種です。

愛らしくて魅力的なセントバーナードの、特徴や歴史・飼うときの注意点についてまとめていきます。

 

セントバーナードの主な特徴

原産国

スイス

 

価格

15〜25万円

 

特筆すべき特徴

  • 大型〜超大型犬
  • ダブルコート
  • 遭難救助犬
  • 寒さに強い
  • 穏やかな性格

 

性格

人懐っこく賢い性格のセントバーナード。

救助犬として活躍していたこともあり、責任感が強く愛情豊かなので、素敵なパートナーになるでしょう。

ただ、賢く利口だからこそ信頼関係が得られないと自己判断で行動し、飼い主の言うことを聞かないなんてことも。

成長スピードが早く、大きな体と力を持つため、しつけができなかった場合に事件に発展してしまったケースもあります。

幼犬のころからしっかりとしつけを行うことで、おっとりしていて甘えん坊な一面を持つセントバーナードと楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

 

サイズ

セントバーナードは大型犬の中でも超大型犬に分類されています。

犬種の中でも最重量級で100kgを超えることもあり、最大では139kgが記録されています。

具体的な平均サイズは、

オスは体高70-90cm・メスは体高65-80cmで、

体重は50-90kg

になります。

 

体格

全体的にガッシリとしており、骨太で筋肉質な体型で大きな体を支えています。

超大型犬にも関わらず、ふかふかのな厚い被毛と三角形の垂れ耳・垂れ目、もこもこの尻尾があいまって愛嬌のある柔らい印象の犬種です。

 

被毛

雪山のアルプス山脈で活躍していたセントバーナード。

被毛は寒冷地に多いダブルコートと言われる2層構造で、皮膚を保護する「オーバーコート」と体温調整を行う「アンダーコート」から構成されています。

そのため夏は熱がこもりやすく、日本の蒸し暑い夏は熱中症に注意が必要です。

毛の生え変わる換毛期には大量の毛が抜けるので、週に3回程度ブラッシングしてあげましょう。

 

セントバーナードの被毛のタイプは2種類あり、

直毛またはウェーブで長毛の「ロング(ラフ)タイプ」と硬く短い「ショート(スムース)タイプ」がいます。

毛色は白地に赤みのある茶色や黄色よりの茶色の班が、胴体や顔に入っています。

 

寿命

超大型犬のセントバーナードの寿命は8年前後です。

他の大型犬や、一般的な犬の平均寿命である15年前後と比べると短めの寿命です。

 

セントバーナードの歴史

セントバーナードの名前の由来はセントバーナードを飼育していた聖・ペルナール僧院から来ており、祖先はローマ軍により持ち込まれた軍用犬のモロシア犬と言われています。

元々軍用犬として活躍していたこともあり、セントバーナードの勇敢さや知力、体力を生かして17世紀頃アルプス山脈にて遭難した人々への救助を行い、活躍していました。

当時、セントバーナードは現在よりも短毛で小柄な体格をしていましたが、遺伝性の病気や雪山での過酷な状況からどんどん数が減少してしまったため品種改良されたという背景があります。

その際ニューファンドランドという、ラブラドールレトリバーの先祖とされる犬種との交配により、絶滅の危機を回避しました。
この交配により、被毛が長毛になったと言われています。

20世紀になる頃には2000人以上の救助を行い、その功績は記録や絵画などに記されています。

その後、セントバーナードの魅力はヨーロッパにも知れ渡り、1887年に開催された国際畜犬会議にて、正式にスイス原産の犬と認められました。

 

セントバーナードを飼い方や飼うときの注意点

セントバーナードは遺伝子疾患が多く、飼う際に気をつけるポイントがあります。

例えば、セントバーナードは幼犬から成犬になる過程で成長ホルモンが過剰に分泌され体重が増加するため、関節に負荷がかかりやすい犬種です。

そのため先天的に関節の形に影響のある「股関節形成不全・肘関節形成不全」に注意が必要です。

幼犬のころからしっかりと運動をさせ、足腰を強くしましょう。

目安としては1日1時間以上の散歩を行い、太りすぎずたくましい体作りを行うことが大切です。

食いしん坊な一面もあるので、おやつをあげすぎないことも注意しておきましょう。

 

また、胃がねじれて液体・ガスが溜まってしまう「胃捻転」や、「悪性リンパ腫」も起こる可能性があるため、注意が必要です。

これらは明らかな原因がわかっていないので早期発見・治療を心がけましょう。

対策としては、しこりがないか皮膚の確認を行う、食後すぐに運動させない、1度の食事量をへらす代わりに食事の回数を増やすなどが上げられます。

 

セントバーナードは鼻が短く口周りの皮膚が垂れていることから、よだれがでやすいことでも有名です。

食前・食後によだれが多く出るため、よだれかけを使用するなどして皮膚トラブルや悪臭の対策を行いましょう。

 

まとめ

雪山にて救助をおこなうため品種改良され、どんどん賢くたくましくなったセントバーナード。

愛情深く優しい性格をしているので、しっかりとしつけを行い素敵なパートナーとして迎え入れましょう。

また、超大型犬であるため成犬のサイズを確認しておくことも重要です。

飼育環境を整え、上記の特徴や注意点を参考に楽しい時間を送りましょう。

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