初めて飼う犬種は?オスとメスの違いは?
犬と一緒に暮らしたい!と思う方が迷う点が必ずあります。
それは犬種と性別です。
ここでは、初めて飼うにはどのように犬種を検討し、どちらの性別が良いのか、お話ししたいと思います。
是非、迷われている方は参考にしてみて下さい。
犬種では意外と迷わないが、、、
性別に迷う事はあっても、犬種に関して迷う事は少ないと思います。
なぜなら、好みの犬種は人それぞれだいたい決まっているからです。
可愛いと思う犬種はいくつもあったとしても、『飼いたい!』と思う犬種は限られるはずです。
ですから、ペットショップに行った時に「どの犬でも良い」と言うことはなく、「これが良い!!!」とすぐ絞られると思います。
しかし、問題なのは家族内で好みが違う場合です。
人それぞれだいたい決まっているという事は逆に言うと意見はバラける事の方が多いでしょう。
(例)
夫・・・・ラブラドールレトリバー
妻・・・・柴犬
子供・・・・トイプードル
これは一番困るパターンです。
相違点しかなく、話し合いは長期になる可能性が高いです。
犬と暮らすというのは、短期間ではありませんし、”家族を迎える”という意味ではじっくり話すことが大事なことでもあります。
軽はずみな勢いでは決めず、店員さんやブリーダーさんの話をじっくりと聞いて色々なことを学んで検討しましょう。
見た目だけではわからないことがたくさんありますから、専門家の話は非常に重要です。
気になることは、遠慮せずに納得がいくまでしっかりと聞きましょう。
購入する際に検討すべきこと
家族会議もすんなりまとまり、犬種がすぐ決まるのが理想です。
しかし、家族間でも意見が別れてしまう事がどうしてもありますから、以下のことを参考に話し合ってみましょう。
安易に犬種を決定する前に、よく話し合う事が非常に大事なことです。
体格
体格は最も重要なポイントです。
様々な差が生まれてきますので、意見が別れやすいところでもあります。
一般的に、
- 小型犬(チワワ、ミニチュアダックス、シーズー、パグ、トイプードルなど)
- 中型犬(柴犬、コーギー、ブルドッグ、コッカ―スパニエル、シェットランドシープドッグなど)
- 大型犬(土佐犬、ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリバー、セントバーナードなど)
の3種に区別されます。
ランニング費用の違い
大型犬(高い) > 中型犬 > 小型犬(安い)
食費(ドッグフード、おやつ等)はもちろん、医療費やペットホテル代、トリミング代なども体格で区別されます。
トイレシートやリードなどの用品も大きい分、割高になってしまいます。
労力の違い
大型犬(大きい) > 中型犬 > 小型犬(小さい)
移動や散歩の際に使う労力は桁違いです。
病院に連れていくにも、トリミングに行くにも大型犬のほうが圧倒的に大変です。
大型犬の場合、当然こどもでは散歩に行けないくらいの力で引っ張られます。
もちろん、お利口で引っ張らない犬種・個体もいるとは思いますが、いきなり走り出したりすることもありますので、万が一の為に散歩は大人が行うべきです。
逆に小型犬になれば、小学生でも十分に散歩できるでしょう。※ちゃんと大人が帯同してくださいね。
消費時間
大型犬(長い) > 中型犬 > 小型犬(短い)
散歩の時間などにも差が出てきます。
大型犬は30分~1時間は必要になりますが、小型犬になると15~30分で足りてしまいます。
1日2回の散歩で1時間近くも違いが出る可能性があります。
トリミングも、大型犬は1~2時間なのに対し、小型犬は30分~1時間で終わることがあります。
寿命の違い
小型犬(長い) > 中型犬 > 大型犬(短い)
一般的に、小型犬の方が寿命が長いとされています。
一般的な基準はあるものの、これは個体差がかなりあるものですので参考までに。
オスとメスの違いは?どっちが良いの?
性別に関しては、ハッキリ言って正解はないと思います。
費用に関しても変わらないと言えるでしょう。
ただし、一般的にはメスの方が飼いやすいと言われています。
その理由は、
- オスの方が活発で若い頃はわんぱくな為、いたずらなどをしやすい
- オスはマーキングをすることが多い
- 足を上げておしっこをすることが多い為、トイレシートにする場合外しやすい
- 他の犬に興奮して飛び掛かりやすい
- 多頭飼いの際にトラブルを起こしやすい
など、様々言われています。
とは言え、個体差もありますし、犬種によっても大きく違うので、正確な情報とは言えません。
気に入った個体がオスだからと言って諦めることはないでしょう。
どちらも飼っている私の感想としては、確かにメスの方がおとなしく飼いやすい気はします。
しかし、明らかな差はなくオスも十二分に可愛いので、メスを推奨しようとは思いません。
まとめ
購入前のポイントはわかりましたか?
大切な家族になりますから、あとから後悔するようなことがあってはなりません。
近年、愛護団体による救出などで多くの犬が命を救われているものの、飼育放棄をされてしまった犬が多くいます。
大切な命であることをよく理解し、幸せな時間を過ごさせてあげなくてはいけません。
犬と暮らすということは楽しいこともたくさんありますが、苦労をすることもあります。
家族でしっかりと話し合い、ご家庭に合ったわんちゃんを見つけてください。
ペットではなく、家族であるということを間違いなく認識できるでしょう。
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