ペットホテルってどんなところ?利用方法や価格などをまとめました。
ペットホテルとはその名の通り、ペットが泊まるホテル。
つまり、ペットを預かってもらえるところです。
パグなどの犬はもちろんですが、それ以外の全てのペットを含めて、一緒に暮らしていく上で、一番困るのが留守にしてしまうことです。
そんな時にペットホテルなどの預かりサービスは便利です。
犬に限らず、猫やうさぎ、その他特殊なペットも対応可能なところもありますから、事前に確認し、問い合わせておきましょう。
今回は、ペットのお世話を安心して任せることが出来るペットホテルについてお話していきましょう。
こういう時に利用する
一緒に暮らしていく上で、人間には外泊することになる機会が少なからずあります。
外泊とまではいかなくても、長時間留守にしてしまうことはあるのではないでしょうか?
この場合の”長時間”とは8時間、12時間など時間で定義されるものではなく、
犬の場合で言うと、
- 食事を必要な回数、いつもあげている時間帯にあげられない。
- 1日2回など、必要な回数、必要な距離など最低限の散歩を出来ない
- 犬に異変があっても対応できないほど、半日以上不在になる。
などです。
こういった時に以下のような考えは危険です。
- いつもは18時くらいにご飯をあげているが今日1日くらい23時でも大丈夫
- 1回くらい散歩に行かなくても大丈夫
- 散歩の距離がいつもよりかなり短く、トイレも完了していないがとりあえず歩かせたから大丈夫
- 朝からなんとなく体調が悪そうだが、少し遅くなるものの今日中には帰ってくるから大丈夫
「このくらいなら大丈夫だろう」という考えは絶対にダメです。
普段と変わってしまう場合は、預ける癖をつけましょう。
「他人に預けるのは可哀そう」、「環境が変わっては可哀そう」などという飼い主の気持ちもわかります。
しかし、いつも通りにご飯がもらえないストレスや散歩に行けないストレスも計り知れません。
お泊りも慣れればストレスは最小限に出来ますので、うまく利用しましょう。
ペットホテルの内容は?
おおまかな流れ
一般的には以下のような流れで利用することになります。
①事前予約
預かる側の為にも、出来る限り早めに予約してあげたほうが親切です。
もちろん、キャンセル・変更なども迅速に連絡しましょう。
初めてだと聞かれるのが、
- 犬種
- 預ける日時
- 引き取る日時
- アレルギー
- 持病
などです。
②当日引き渡し
預かる側もきちんとした対応をする為に、飼い主さんから聞いておきたい事などがあります。
お互いに慣れるまでは、ゆとりを持ったスケジュールを組み、慌てて預けてすぐ行ってしまう事などないようにしましょう。
この時にこちらからお願いや注意点などもしっかりと伝えておきましょう。
愛犬の性格や癖など、飼い主にしかわからない事なども簡潔に伝えられればベストです。
③引き取り前の事前連絡
予約時に引き取り日時は聞かれますが、どうしてもの際は予定の変更も可能です。
ただし、預かっている側にも準備などがありますから、事前に連絡しておきましょう。
この時に正確なお支払い金額を確認しておくのも良いでしょう。
④引き取り・お支払い
引き取りの際に、お会計をすることになります。
クレジットカード決済が可能なところも増えてきていますが、いまだ現金のみのところも多いです。
引き取って終わりではなく、どう過ごしていたかなどもスタッフの方に聞いておくと次に繋がります。
そのペットホテルが合っているかも、ストレスを最小限にする為に大事なことですので、情報収集しましょう。
価格
ペットホテルの価格ですが、店舗などによって値段の設定の仕方は様々です。
1時間単位で料金が加算されるタイプや3時間まで一律料金のタイプなど、多種に渡りますのでよく確認しましょう。
また、体のサイズによって違う所が多いです。
体のサイズで違うのは、やはり専有面積がかわるからですね。
特に宿泊では、大型犬一頭のケージのスペースに小型犬のケージは2個以上置けますから価格が違うのも当たり前です。
散歩も、小型犬なら同時に複数頭でいけますが、大型犬は無理です。
世話の手間が違えば、料金が違うのも当たり前です。
リーズナブルなペットホテルに多い価格帯は、
小型犬 | 中型犬 | 大型犬 | |
2時間 | 1000円 | 1200円 | 1500円 |
超過1時間 | 300円 | 400円 | 500円 |
1泊 | 3000円 | 4000円 | 5000円 |
高級ペットホテルに多い価格帯は、
小型犬 | 中型犬 | 大型犬 | |
2時間 | 2000円 | 2800円 | 4000円 |
超過1時間 | 800円 | 1200円 | 1800円 |
1泊 | 5000円 | 7000円 | 10000円 |
スイートルームなどの設定があるホテルもあり、1泊20000円なんてことも。
人間よりも高い宿泊費になりますね。恐るべし。
サービス
金額がわかったところで、肝心のサービス内容ですが、基本サービスは以下のようなものです。
- 24時間スタッフが常駐しお世話をします
- 食事のお世話
- 排泄のお世話
- 散歩または広いフリースペースでの運動
これ以外に最近増えているのは、LINEにて画像を送ってくれるサービスです。
預けている間、慣れない環境で元気にしているか不安になってしまいますよね。
そんな不安に応えるべく、定期的に様子を画像にて送ってくれるので安心できます。
価格にもよりますが、1日1~3回くらい送ってくれるようです。
その他オプションサービス
オプションが選べるペットホテルも増えています。
人気があるオプションは、やはりトリミングです。
トリミングというと、
- 爪切り
- 耳掃除
- 肛門腺絞り
- カット
- シャンプー
などですね。
預けて帰ってきた時にさっぱり綺麗になっているというのは嬉しいですね。
それ以外にも、
- マッサージ
- 獣医による健康チェック
- しつけ等の教育
などにも対応してくれるところまであります。
決まった範囲内であれば、プラン内容によって送迎までしてくれるところもあります。
まとめ
ペットホテルも日々、サービスが向上しており、至れり尽くせりです。
安心して預けられるようになっています。
ペットホテルも価格が全てではありませんので、サービスがしっかりしている所や設備が整っているところなど内容も必ず確認しましょう。
預けることになってから、預け先を探すのは大変ですし、望み通りにならない可能性があります。
いつ預ける日が来ても困らないように、予め近隣のペットホテルを調べておきましょう。
動物病院で預かってくれるところも多いので、かかりつけの動物病院を決めるうえで、その点を考慮するのも良いと思います。
やむを得ず預けることになっても、愛犬にストレスを与えないように最適なペットホテルを選んでおきましょう。
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