ミニチュア・ピンシャーの性格や特徴、飼う時の注意点やコツなど

ミニチュア・ピンシャーの性格や特徴、飼うときの注意点

 

ミニチュア・ピンシャーはその小さい体に似合わず、勇敢で忠誠心が強い性格から、長い間、人気の高い家庭犬として親しまれてきました。

気が強く攻撃的なイメージもあるミニチュア・ピンシャーですが、実際はどのような性格なのでしょうか?

『大型犬であるドーベルマンを小型化した犬種じゃないの?』

と疑問を持っている人も多いと思いますが、遺伝的な関係はあるのでしょうか?

今回の記事では、そんなミニチュア・ピンシャーの性格や特徴、歴史について分かりやすくまとめてみました。

またその上で、実際に飼うときの注意点や、気を付けたい病気、予防法について詳しくご紹介していきます。

是非、参考にしてみて下さい。

 

ミニチュア・ピンシャーの特徴

ミニチュアピンシャーとはどんな犬種なのでしょうか?

わかりやすくミニチュアピンシャーの特徴をまとめてみました。

 

性格

ミニチュア・ピンシャーの性格は、陽気で活発なため、小さい子供とも楽しく遊んでくれます。

しかし、プライドが高く自己主張が激しい一面も持っているため、留守番が長かったり、甘やかしすぎたりすると、神経質で攻撃的な性格になってしまうこともあります。

言い換えると攻撃的である一方、忠誠心が強く勇気があると言えますので番犬にも向いています。

 

サイズ、体格

ミニチュア・ピンシャーは他の小型犬と同様です。

体高は25~30cm、体重は4~5kg程度のサイズ

で、スタイルが良くバランスの取れた体格をしています。

体つきは小さく華奢に見えますが、実際はかなりタフでジャンプ力があることも特徴です。

 

被毛

被毛は大きく分けると、ブラック、ブルー、レッド、チョコレートの四色で、毛は短く密生しており手入れは簡単です。

 

直立した大きな耳も特徴の一つです。

尻尾は短く切除される慣習がありますが、これを禁止している国も多くあります。

 

寿命

寿命は、13~14年であると言われていますが、近年では愛玩動物の医療が発達したこともあって、長生きする犬も増えてきています。

運動神経が良いことから、油断すると、骨折や脱臼の危険があります。

 

簡単な歴史

ミニチュアピンシャーの歴史を学んでみましょう。

歴史を知ることでより一層ミニチュアピンシャーのことを好きになりますよ。

 

発祥

ミニチュア・ピンシャーの原産国はドイツで、この犬種として認識される1895年よりずっと昔から、ドイツやスカンジナビアに存在していました。

当時は非常に優れたネズミ捕りとして、牛小屋で働いていました。

大型犬の「ドーベルマン」と似た外見をしていますが、遺伝的な関係は全くありません。

 

名前の由来

アメリカにおいて「ミニ・ピン」という愛称も持つこの犬は、何百年も前からこの名前で呼ばれてきました。

別名として、ドイツ語では正式に「ツヴェルク・ピンシャー」と呼ばれます。

「ピンシャー」とは、ドイツ語で「テリア」を意味する言葉で、ドイツに存在していたころから、「小さなテリア」という意味で「ミニチュア・ピンシャー」という名前が浸透していました。

また時折、見た目が似ているドーベルマンの名前を取って、「ミニチュア・ドーベルマン・ピンシャー」と呼ばれることもありますが、正式にはこれは間違いです。

 

 飼うときの注意点

注意点

なんと言っても注意したいのは細く小さな体型からなるケガでしょう。

運動神経も良く、機敏なミニチュアピンシャーですが、筋肉も必要以上に無い為注意が必要です。

散歩の際など、急に引っ張るとケガをしてしまう恐れがあります。

少しでも負担を減らすために、首輪ではなく胴綱にしましょう。

 

また、散歩の際にあまり凸凹の道は避けましょう。

ねん挫などの原因になります。

散歩の際はしっかりと平らに舗装されている道を選んであげてください。

 

気を付けたい病気

ミニチュア・ピンシャーがかかりやすい病気として、

主に「鼠径ヘルニア」「大腿骨頭壊死」「膝蓋骨脱臼」「皮膚病」「拡張型心筋症」が挙げられます。

それぞれどんな病気なのか見ていきましょう。

病気は早期発見・早期治療が大事なことです。

 

大腿骨頭壊死

「大腿骨頭壊死」とは、別名を「レッグペルテス」といい、大腿骨頭へ血液がうまく循環せず、壊死してしまう病気で、特に1歳未満の小型犬によく見られます。

なぜ血液の循環が悪くなるかは、まだはっきりわかっておりませんが、遺伝的要因が関係していると考えられています。

 

鼠径ヘルニア

「鼠径ヘルニア」とは、後ろ足の付け根で起こるヘルニアのことです。

ヘルニアとは、臓器や体の組織が飛び出してしまっている病気のことで、自然に治ることはないため、手術が必要です。

 

これらは、どちらも原因が分からないため予防は難しいですが、後ろ足の動きがおかしいなど、普段と違う様子が見られたときは、早めに動物病院を受診することで、早期治療にもつながります。

 

膝蓋骨脱臼

「膝蓋骨脱臼」とは、簡単に言うと、ひざの関節が脱臼してしまう病気のことです。

先天性のものが多く、成長に伴って発症してしまうこともありますが、ほとんどが遺伝によるものです。

小型犬で特によく見られますが、後ろ足が不自然な動きになっていないか、普段から愛犬の膝の様子を気にかけることで、早期発見・治療に繋がります。

 

皮膚疾患

ミニチュア・ピンシャーの毛は短く、皮膚が弱いため、「皮膚疾患」を患うことも多いです。

特に、大きく特徴的な耳のフチの皮膚が荒れてかさぶたのような状態になってしまう「耳介辺縁皮膚症」はかかりやすいと言われています。

まあ、一番多いのは食物アレルギーによる皮膚疾患です。

皮膚病を防ぐためには、少なくとも1~2か月に一度はシャンプーをして、皮膚を清潔な状態に保ってあげることが大切です。

 

まとめ

ミニチュア・ピンシャーは、その小さな体に似合わず、勇敢で活発な犬です。

運動能力も高くトレーニングも大好きなので、家族に迎え入れることで、一緒に充実した生活を送ることができます。

一方で、その高いジャンプ力から、骨折や脱臼などのけがをしやすいのも事実です。

また、毛が短くシングルコートの被毛をしているため、寒さには弱い傾向にあります。

冬は、洋服を着せるなどの対策をしてあげてくださいね。

その運動能力や、怖いもの知らずな性格をしっかり理解した上で接してあげることで、きっと良い人生のパートナーになってくれるはずです。

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