ラブラドール・レトリーバーの性格や特徴、飼うときの注意点

ラブラドール・レトリーバーの性格や特徴、飼うときの注意点

 

家庭犬として、長年、高い人気を誇るラブラドール・レトリーバーを家族に迎えたいと考えている方は多いのではないでしょうか?

ラブラドールレトリーバーというと、介助犬や盲導犬など利口なイメージですよね。

今回の記事では、従順で真面目、人が大好きなラブラドール・レトリーバーの特徴や、その発祥についてまとめてみました。

また、実際に飼うときに気を付けるべき病気や飼い方について、知っておくべきことも分かりやすくご紹介します。

是非、参考にしてみて下さい。

 

主な特徴

ラブラドールレトリーバーですが、大型犬であることくらいは多くの人が分かると思います。

ここではもう少し詳しくみていきましょう。

性格

ラブラドール・レトリーバーは、忍耐強く勤勉であると同時に、社交的でとてもやさしい性格をしています。

利口なうえに穏やかな性格なので、介助犬や盲導犬などを任されるのです。

また、防水性に優れた被毛を持ち、水が大好きであるという特徴も持っています。

その性格から、水陸両方における猟犬や警察犬、介助犬として有能である一方、人懐こい性格のあるラブラドール・レトリーバーはまるで家族の一員であるかのように家庭にも溶け込みます。

 

サイズ、体格

ゴールデン・レトリーバーのサイズは代表的な大型犬で、

体高は55~57cm、体重は25~34kg

にまで成長し、力強くがっしりとして均衡の取れた体つきをしています。

ブラウンがかった瞳は、表情豊かで好奇心に溢れ、かつ温和な性格を表しています。

 

被毛はダブルコートになっており、表面にはまっすぐで、短くかたい毛が生えており、アンダーコートは耐水性のあるやわらかい毛が生えています。

毛の色は全体を通して1色で、ブラックかイエロー、そしてチョコレートの3色があります。

 

寿命

ラブラドール・レトリーバーの寿命は一般的な大型犬と同じ、12~13年であると言われていますが、遺伝性の白内障や関節炎にかかった犬もしばしば見られます。

ただし、近年では愛玩動物の医療が発達したこともあって、長生きする犬も増えてきています。

 

歴史

あまり知られていないラブラドールレトリーバーの歴史を簡単にまとめました。

意外な歴史を知ることで、ますますラブラドールレトリーバーを好きになりますよ。

 

発祥

ゴールデン・レトリーバーの原産国は一般的にイギリスであると認識されることが多いです。

しかし実際はカナダのニューファンドランドで猟犬として活躍していたのが正式な起源であることが分かっています。

カナダで行われていた猟の方法としては、ラブラドールを沖に向かって泳がせて、魚のかかった漁網についたコルクを引っ張って回収つまりレトリービングさせる、もしくは逆に沖まで漁網を泳いで持って行かせる方法がありました。

この方法を用いた猟では、漁師は陸で魚を網から取り出すだけで済んだので、カナダの漁師からはとても重宝されていました。

しかし、カナダの漁船がイギリスの漁港に立ち寄った際、譲ってほしいと言われた漁師が犬を手放すことがたびたびあり、ラブラドールは定期的にイギリスに持ち込まれることとなりました。

その後イギリスで、カーリーコーテッド・レトリーバーなどの猟犬種と交配されることもありましたが、外見は変わらなかった上、性格や嗅覚などは猟犬として改善されたため、一気に人気は高まり、ついにはイギリスから世界中へ輸出されることになりました。

 

名前の由来

ラブラドール・レトリーバーの名前は、イギリス人の勘違いが由来となっています。

もともとイギリス人は、カナダの北東部にある島ラブラドール島と、その向かいにあるニューファンドランド島を、まとめてラブラドール島と呼んでいました。

そのため、ニューファンドランド島からきたこの犬のことを「ラブラドール」と呼び始めたのが名前の由来になっていると言われています。

 

飼うときの注意点

ラブラドールレトリーバーを飼うときの注意点はどういったことがあるのでしょうか?

大型犬ならではの、注意点などもあります。

命に関わることもありますから、よく学んでおきましょう。

注意点

大型犬ならではの注意点と言えば、大きくこの2つでしょう。

  • 費用
  • 環境

 

費用というのは、エサ代、用品代、病院代などが小型犬と比べて掛かるということです。

エサ代は、チワワなどの小型犬と比べると何倍も掛かります。

リードや玩具などの用品も大きい分、高めです。

病院で投与される薬も通常、体重でその量が決まりますから多い分高くなります。

また、ペットホテルなども大型犬は高くなりますし、トリミングなども高くなります。

 

環境というのは、飼育スペースの確保や散歩時間の確保などです。

狭いスペースでの飼育はストレスの原因になり、病気にもなりやすくなります。

部屋などで仕切るのではなく、家中どこでも行けるようにしてあげましょう。

散歩も15分程度では、全く意味がありません。

1日3回、最低でも2回で1時間は必要になります。

ドッグランなどに連れていくのも有効です。

 

気を付けたい病気

ラブラドール・レトリーバーがかかりやすい病気として、

  • 門脈体循環シャント
  • 股関節形成不全
  • 進行性網膜萎縮
  • 胃拡張と胃捻転
  • 悪性リンパ腫
  • 外耳炎や耳血腫

などが挙げられます。

「門脈体循環シャント」とは、どの犬種においても発症はみられます。

特に小型犬に多い病気ですが、シェットランド・シープドックやラブラドール・レトリーバーにも発症例が多い傾向にあります。

先天性のものがほとんどで若年齢で発症しますが、肉類を食べたときに症状が出るため、犬自らも野菜中心の食事を好む傾向があります。

この病気であると診断を受けた際は、食事に注意する必要があります。

 

「股関節形成不全」とは、股関節の異常で、その約70%が遺伝的要因によるものです。

遺伝的要因の場合、生後1年以内には、後ろ足を引きずるなど痛みを感じている様子が見られますが、成長して関節が安定化してくると痛みを感じなくなることが多いです。

残りの約30%は環境要因、主に肥満によるものです。

どちらの要因であっても、飼い主がきちんと体調管理して、悪化させないようにすることが重要です。

 

「胃拡張」とは、食事と水分を与えてすぐに運動した際に胃の中でガスが発生して、胃が膨張を起こす病気です。

また、拡張した胃が「胃捻転」と呼ばれる胃のねじれも引き起こすことがあります。

一般的に大型犬や超大型犬によく見られますが、回復には手術が必要で、数時間以内に処置ができないと死んでしまうこともある恐ろしい病気の一つです。

予防としては、食事の内容や回数に気を付ける、また、食後すぐに運動することのないように安静にさせることが重要です。

 

「悪性リンパ種」とは、リンパ球が腫瘍となってしまったもので、リンパのがんということになります。

6歳以上の犬によく見られますが、若い犬にも発症の可能性はあります。

リンパ腫は体表のリンパ節付近にできることが多いので、普段からスキンシップを取って健康な状態を把握することが、発症した際の早期発見につながります。

「外耳炎」とは、細菌や耳ダニ、アレルギーが原因で引き起こされる炎症のことです。

ラブラドール・レトリーバーなどのように耳が垂れた犬種に多く、普段と違う臭いや、耳のあたりを気にしたり痒がったりする仕草から発見されることが多いです。

初期の段階で発見した場合は、点耳薬などの簡単な治療で回復しますが、気付かず悪化した場合は、手術が必要になることもあるので、日ごろから愛犬の様子をチェックして早めに発見するように心がけましょう。

 

まとめ

今やラブラドール・レトリーバーは世界中で最も従順で信頼できる犬種として、広く愛されています。

一般的な大型犬と同様に、たくさんの運動量が必要であるなどの注意点はあります。

家族に迎える際は、飼い主が最後まで責任を持って愛犬の体調管理や日頃のスキンシップを取るなどの面倒を見ることができるか、しっかり話し合ったうえで飼い始めることが大切です。

大型犬特有の苦労はありますが、それ以上の魅力がたっぷりとあります。

優しく人懐っこいだけでなく、勤勉で真面目なラブラドール・レトリーバーは、あなたの人生において最高の家族となってくれるでしょう。

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