フレンドリーで飼い易いトイプードルの性格や色の特徴と寿命を紹介!

フレンドリーで飼い易いトイプードルの性格や色の特徴と寿命を紹介

 

エレガントな姿と人にも犬にもフレンドリーで聡明なトイプードルは、小型犬の中でも一番の人気を誇っています。

近年、JKC(ジャパンケネルクラブ)に登録される犬種別頭数の中でも不動の一位となっおり、一大ブームと言っても過言ではないでしょう。

そんな万人に愛されるトイプードルの歴史や性格、特徴と気になる寿命について紹介します。

 

プードルはフランス原産の猟犬!

プードルはフランスを代表する犬です。

元々はカモなどの水鳥の狩りで活躍していました。

あのプードル独特の毛の一部だけをカットするスタイルは水中で泳ぎやすくするためのもの。

それが後々、美しさを強調するためのプードルカットに変化してきました。

プードルがドイツやロシア原産の犬という説もありますが現在はフランス原産の説がスタンダード。

世界的に人気が高くヨーロッパの王族も愛した犬種です。

 

プードルの特徴は?

プードルの最大の特徴はその頭の良さと陽気な性格です。

とにかく活発で人や犬と遊ぶのが大好きで非常に社交的な犬種になります。

天真爛漫なところもありますが、飼い主や家族に忠実で簡単にしつけができる犬です。

毛は抜けにくく、伸び続けるので様々なカットでスタイルを楽しむことができるのも大きな魅力の1つになります。

犬を飼うのが初めての方でも日々のボディケアの方法を覚えればとても楽しく飼うことができる犬です。

 

4種類のトイプードルの特徴

プードルは体の大きさで”スタンダード・プードル”、”ミディアム・プードル”、”ミニチュア・プードル”、”トイ・プードル”の4種類に分けられます。

スタンダード・プードルは水鳥の猟、ミディアム・プードルはトリュフ狩り、そしてトイ・プードルは多彩な芸を披露するサーカスなどで活躍していました。

ミディアム・プードルは近年認められた比較的新しい犬種です。

スタンダード・プードルは体高が40cm前後で体重が10kg以上、一方でトイ・プードルは体高が25cm前後で体重が3kg程度と、同じプードルなのに大きな違いがあるのも特徴です。

なお、ティーカップ・プードルやタイニー・プードルというプードルは存在しません。

しばしば「レア!」と称して高値が付けられていますが、残念ながらそのような犬種は存在しません。

単に小さなトイ・プードルか未熟児で生まれたトイ・プードルを一部のブリーダーやペットショップがティーカップやタイニーと称しているだけですから注意が必要です。

成長すると普通のトイ・プードルになることが多いので注意してください。

 

トイプードルの寿命

プードルの中でも体重が3kg前後のトイ・プードルは日本では超小型犬と呼ばれています。

寿命は12~15年。大型犬のグレート・デーンの寿命が5年程度であることを考えるとかなり長寿です。

基本的に大型犬よりも小型犬のほうが寿命は長いとされています。

トイプードルは特別注意が必要な遺伝病などを持っていないですし、注意すべき病気が他の犬種よりも少ないことが挙げられます。

最大の特徴である伸び続ける毛のケア(ボディケア)を毎日丹念に行って、食事の管理を正しく行えば、20年近く生きるケースもあります。

 

トイプードルの色とミスカラーを紹介

純血の犬種には「これが理想像」というスタンダードが決められています。

プードルの場合は毛の色は単色と決まっています。代表的な色を紹介しましょう。

トイプードルの毛色は14色

トイ・プードルの毛色は日本では14色が認められています。

ジャパンケネルクラブが認定しているカラーは、単色のブラック、ホワイト、ブラウン、レッド、ベージュ、シルバー、ブルー、クリームなどの毛色があります。

それぞれのトイ・プードルの毛色を決めるのはブリーダーです。

ブリーダーが目で見て「これはレッド」と言えばレッドになります。

ですから、ブラウン?レッド?ベージュに近いんじゃないの?など、見た人によって判断が異なることもしばしば。

なお、トイ・プードルの毛色は年齢を重ねると退化していくことが多く、子犬の頃と成犬とで毛色が違う!ということもあります。

トイ・プードルの毛色は変わることがある、と思って飼った方ががっかりしないでしょう。

オーソドックスな色

トイ・プードルの毛色は元々、ブラック、ホワイト、ブラウンの3色でした。

この3色をベースとして改良を重ねて来た歴史があります。

特にアプリコットなど淡い毛色のトイ・プードルは比較的新しい色なんです。

科学的根拠が明確に示されている訳ではありませんが、ブラック、ホワイト、ブラウンのトイ・プードルの性格は安定していて飼い易く、その他の色のトイ・プードルはナイーブだったりデリケートで飼う時に配慮が必要になるケースがあると言われています。

初めて飼う方はブラック、ホワイト、ブラウンといったオーソドックスな色のトイ・プードルがおすすめです。

ミスカラーという色がある

稀に「ミスカラー」と言われるトイ・プードルがいます。

これは「単色ではなく、基本となる色に別の色が少しだけ混じっているトイ・プードル」です。

毛色は単色であるべし、というスタンダートに合わないトイ・プードルなのでミスカラーと言われます。

ただ、ドッグショーに出したり血統書付きの犬として価値を高めたりする場合以外は特に問題があるわけではありません。

ペットとして飼う分には問題ありませんから気にしないでください。

NGの毛色がある

プードルは単色という決まりがあり、複数の毛色のトイ・プードルはNGとされています。

先に紹介したミスカラーも純血犬種としてはNG。

ブリーダはNGのトイ・プードルを作らない努力をする必要があります。

特に注意すべきとされている色はブリンドル。

地色に違う色がまんべんなく混じっているブリンドルは明確にNGとされています。

理由は、毛色と体の機能を発現させる遺伝子に強い繋がりがあり、特定の毛色の個体は高い確率で障害などの異常を持ってしまうケースがあるからです。

普通のブリーダーはNGの毛色が出るような交配をしませんからNGの毛色のトイ・プードルは市場には出ません。

ただ、わざとNGの毛色を作って「レアな毛色」として高値を付ける悪質なブリーダーがいることもありますから、気を付けましょう。

そのようなブリーダーは営利目的で遺伝的な異常や障害などを考慮せずに繁殖させていることがあるので要注意です。

 

まとめ

お洒落なトイプードルは飼いやすくて初めてわんちゃんを飼う方にもおすすめです。

トイ・プードルは非常に頭もよく、しつけやすく性格をしていて、小さいお子さんがいる家庭でも問題無く飼うことができます。

さらに多様な毛色が選べ、自由に美しさを追求できるという魅力もあります。

寿命も長いので、自分にぴったりのトイ・プードルを家族に迎えて活発で楽しいドッグライフを楽しむのもいいですよ。

3 件のコメント

  • 飼い主必見!犬の春夏秋冬で気をつけたいこと(秋冬編) | Dog-Life.com へ返信する コメントをキャンセル

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