犬の年齢の真実！犬の年齢を人間の年齢に置き替えると？

犬の年齢と人間の年齢はもちろん違います。

例えば、犬の寿命は？でも軽く触れましたが、パグの10歳は人間では56歳なのです。

つまり、犬の方が人間よりも老化が早いわけです。

犬と一緒に暮らしていく上で、実際の年齢はちゃんと知っておく必要なことです。

それを知らずに、『まだ10歳だから』なんて全力疾走させていたら愛犬は疲れてしまいますよ。

年齢に合った食事や運動をさせてあげないといけません。

今回はその犬の年齢について学んでいきましょう。

犬種で年齢は違う？

人間の年齢に置き替えるにあたって、犬の年齢＝人間の年齢ではないことはもうわかったと思います。

これは犬種によって違うのでしょうか？

実は違います。

犬種で違うというよりは、犬の寿命は小型犬・中型犬なのか大型犬なのかで違います。

どういう事かと言いますと、

同じ10歳の犬でも大型犬は人間の74歳、小型犬だと人間の56歳になると言われています。

ですから、この事からもわかるように小型犬の方が長寿傾向にあるとされます。

つまり、人間よりも小型犬、小型犬よりも大型犬の方が老化が早いわけです。

小型犬（中型犬を含む）の年齢＝大型犬の年齢ではないことがわかりますね。

実際に犬の年齢と人間の年齢に置き替えると？

では実際に小型犬（中型犬を含む）、大型犬の年齢を人間の年齢に置き換えてと比較してみましょう。

※犬の年齢を人間の年齢に置き換えるのは諸説あり、正確な年齢はわかりません。あくまで参考です。

人間でも高齢にあたる年齢ですから、犬の平均寿命が12～16歳くらいなのも頷けますね。

犬の1歳は大人になりかけで、2歳ではもう完全に大人ですね。

この表を見ると、幼犬時にしつけがなかなかうまくいかないのもだんだん許せてきますね。

確かに我が家のパグも1歳を過ぎたあたりから、一気に色々出来るようになった気がします。

小さい頃からしつけることも必要ですが、過度な期待をしないようにしましょう。

幼犬時にムキになって怒りすぎたりしてしまうと、怯えてストレスを溜めやすい犬になってしまいます。

幼犬時はとにかく可愛がり、しつけは軽く、甘やかしながら行うことが大事なことです。

大人になるのは1歳半くらい

幼犬ではなく、成犬と言われるのは1歳半頃からでしょう。

メスは遅くとも1歳で妊娠できる体になります。

去勢や避妊手術は生後6か月過ぎたあたりから1歳くらいまでに済ませるのがベストでしょう。

逆に10歳くらいには老犬と言えます。

老犬になれば、体調管理などよりいっそう注意が必要になります。

ただし、実際の年齢ではなく様子を見ながら生活スタイルを変えてあげましょう。

老化の表れとしては人間に似ているところも多く、

• あまり走らなくなった
• 動作が遅くなった
• 餌をあまり食べなくなった
• 目が濁ってきた
• 睡眠が長くなった
• 吠えなくなった

など、なんとなく歳をとったのかなと思わせる症状です。

年齢に合わせた運動量や食事量にしてあげましょう。

まとめ

犬の年齢についてはわかってもらえましたか？

我が家でも生後6か月くらいから一生懸命しつけを行っていました。

しつけをする事はもちろん大事なことです。小さい頃からするべきです。

しかし、絶対に忘れてはいけないのは年齢に見合ったしつけです。

子供の頃は、出来ないことの方が多いに決まっています。

人間だって小学生の知能や運動能力など、たかが知れています。

そして、衰えが人間よりも早いことをよく考えてあげましょう。

参考とはいえ上記の表をよく覚えて、人間の年齢に置き替えた場合のだいたいの年齢を知ってあげる事が、年齢に合った生活を送ってもらう第一歩です。

小型犬なのか中型犬なのか、それとも大型犬なのかでも違う事を忘れてはいけませんね。

この違いも踏まえながら、年齢に適した最善の生活環境にしてあげましょう。